県建設企画課は本年度、ICT活用工事のさらなる普及拡大に向け、ICT活用工事実施要領の改定を進めている。3次元設計データの作成を必要としない2次元マシンガイダンスなどの技術を県発注工事に導入できるよう行うもの。このほか、本年度からICT活用工事への取り組みを検討している企業・技術者などを対象とした研修を実施し、ICT活用工事の普及を図っている。研修は上半期と下半期の2回を予定している。
ICT活用工事実施要領の改定は早期の改定に向け、改定作業を進めているところ。
ICT活用工事を推進していく上で、施工者希望型によるICT活用工事を年間数十件受注しているものの、ICT施工に取り組めていない企業があるといった課題がある。課題の解消や将来的な自動施工・遠隔施工の導入に向け、ICT活用工事実施要領の改定やICT施工に取り組めていない、活用工事への取り組みを検討している企業などを対象とした研修を行う。
ICT活用工事への取り組みを検討している企業・技術者などへの研修は、ICT施工に関する一連のプロセスを伴走型で支援するもの。上半期は18日~21日の4日間にわたり実施した。県土整備部では本年度の発注者指定型によるICT活用工事について実施率100%を目標に掲げている。
県土整備部は2016年度にICT活用工事、19年度には小規模ICT活用工事の発注を開始。小規模ICT活用工事は本年度90件の発注を目指すとしている。
ICT活用工事および小規模ICT活用工事の完成工事ベースの実施件数は24年度がICT活用工事108件(発注者指定60件、施工者希望48件)、小規模ICT活用工事131件(発注者指定80件、施工者希望51件)だった。工種ごとの内訳はICT活用工事が▽土工=67件(発注者指定35件、施工者希望32件)▽舗装工=18件(発注者指定8件、施工者希望10件)▽付帯構造物工=1件(施工者希望1件)▽法面工=10件(発注者指定7件、施工者希望3件)▽地盤改良工=4件(発注者指定4件)▽構造物工=8件(発注者指定6件、施工者希望2件)-となっている。小規模ICT活用工事については小規模土工が発注者指定26件、施工者希望20件の計46件。小規模舗装は発注者指定54件、施工者希望31件の計85件だった。
25年度の完成工事ベースの実施件数はICT活用工事が発注者指定48件、施工者希望71件の計119件、小規模ICT活用工事については発注者指定50件、施工者希望41件の計91件となった。工種ごとの内訳はICT活用工事が▽土工=63件(発注者指定30件、施工者希望33件)▽舗装工=28件(発注者指定13件、施工者希望15件)▽付帯構造物工=6件(発注者指定1件、施工者希望5件)▽法面工=6件(発注者指定1件、施工者希望5件)▽地盤改良工=2件(施工者希望2件)▽舗装修繕工=6件(発注者指定1件、施工者希望5件)▽構造物工=8件(発注者指定2件、施工者希望6件)-となっている。小規模ICT活用工事は小規模土工が発注者指定4件、施工者希望16件の計20件。小規模舗装については発注者指定46件、施工者希望25件の計71件だった。
















