県利根沼田農業事務所農村整備課は、昭和村赤城原地先の松之木平地区で行う管路新設工事と、沼田市利根町二本松地先と昭和村貝野瀬地先に跨る東中野・二本松地区で行う管路新設工事をそれぞれ8月下旬に一般競争入札で公告する。どちらも赤城北ろく土地改良区関係で継続して進めている農村地域防災減災事業として行うもの。東中野・二本松地区では今回が初弾工事となる。
松之木平地区の事業範囲は48ha。石綿セメント管等撤去の総延長はφ75㎜~200㎜で6・3㎞、新設する管路はφ75㎜~250㎜で、延長は7㎞。このうち幹線水路は延長0・9㎞、支線水路は延長6・1㎞の内訳となっている。2028年度の完了予定で事業を進めている。
今回発注するのは、25年度発注箇所の西側延伸箇所で延長0・6㎞を対象に管路新設工事を行う。塩ビ管のφ75㎜~150㎜を使用する。工期は約6カ月を見込んでいる。今後の工事計画では、27年度に延長2㎞、28年度に延長2㎞の布設替え工事を想定。
東中野・二本松地区の事業範囲は74ha。石綿セメント管等撤去の総延長はφ75㎜~250㎜で9・9㎞(東中野6・1㎞、二本松3・8㎞)、新設する管路はφ75~250㎜で、延長13・1㎞(東中野7・7㎞、二本松5・4㎞)となっている。29年度の完了予定で事業を進める。
今回は、延長0・7㎞程度で管路新設工事を発注予定。塩ビ管φ150㎜を使用し整備を行う。
今後の工事計画では、27年度に減圧水槽4カ所の新設と新設管路布設0・2㎞の実施、28年度は延長6㎞、29年度は延長6・1㎞の布設替えを計画している。
当初予算で、25年度補正予算分を含めて松之木平地区は事業費4690万円、東中野・二本松地区は事業費4700万円を確保している。設計はどちらも藤和航測(前橋市)が担当した。
赤城北ろく土地改良区関連で進めている農村地域防災減災事業は、赤城北ろく用水の供給を受ける地域で、既設の石綿セメント管が布設から約60年近くが経過したことで劣化しており、漏水が頻繁に発生していることから、その対策として計画。
漏水によって畑の表土が流失や陥没するといった営農への影響や、石綿セメント管が破損した際に発生する石綿粉塵の飛散による農業者などへの健康被害を未然に防止するため、追分地区、松之木平地区および東中野・二本松地区で大規模な布設替え工事を進めている。
松之木平地区では、25年度に管路工を2件にわけて発注し石坂建設(昭和村)が受注した。25年度補正で発注した管路工は反町工業(沼田市)が受注している。
















