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千葉県野田市

28年度区整事業化へ/関係4者で基本協定締結/野田市関宿元町地区

2026/09/03 日刊建設タイムズ

 関宿元町地区土地区画整理事業の推進に向け、野田市、野田市関宿元町地区土地区画整理組合設立準備会、業務代行予定者の大本組、保留地取得予定者のエスコンは2日、基本協定を締結した。2027年度の組合設立認可、28年度の事業化を目指し、組合の設立に至るまでに必要な業務と関係者の役割を定め、円滑な事業推進に向けた協力体制を形成することを目的としている。

 協定締結後のあいさつで、鈴木有市長は「当該地区は働く場所が少なく、若者が周辺地域へ転出している」と現状を述べ、「魅力ある仕事の場を創出し、新たな企業を誘致できれば、若者の転出抑制、さらには他地域からの転入も見込める。事業推進に向け、最大限支援する」と力を込めた。

 大本組の監物昭夫・常務執行役員兼東京支店長は「土地を大切に活用させていただき、関宿元町地区が災害に強く、活力あるまちとなるよう誠心誠意、業務を遂行する」と述べた。

 エスコンの江頭智彦・専務執行役員は「これまでの開発経験を生かし、関宿元町地区が人の集まる拠点となるよう努力する」とした。

 地元権利者で構成する組合設立準備会の富澤昇会長は「本日の協定締結は、関宿元町地区の新たな歴史の一歩。魅力的な産業拠点の実現に向け、地権者もこれまで以上に心を一つにし、関係者の皆さまと事業推進に向けて取り組む」と思いを語った。

 関宿元町地区土地区画整理事業は、関宿はやま工業団地の北西側に隣接する約17・9haを対象に、企業誘致を想定した工業団地を整備するもの。地区内の権利者は約100人。筆数は約300筆。

 首都圏中央連絡自動車道境古河インターチェンジから約8㎞、五霞ICから約6㎞、東武伊勢崎線東武動物公園駅から約10㎞の距離に位置し、主要地方道結城野田線と主要地方道境杉戸線に近接している。

 業務代行方式による組合施行を想定しており、事業を通じて雇用の確保や定住の促進を図り、地域活性化を目指す。

 整備方針として、関宿はやま工業団地または結城野田線からの交通アクセスの確保、産業系の土地利用、企業活動の効率化、周辺農地・既存住宅・既存工場への配慮などを打ち出している。

 組合設立準備会は、5月26日に第3回業務代行予定者選定委員会を開き、業務代行予定者として大本組を選定した。

 基本協定の名称は「野田市関宿元町地区土地区画整理事業推進に関する基本協定」。

(左から)富澤会長、鈴木市長、江頭専務執行役員、監物常務執行役員

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