2026年度第3回北杜市本庁舎整備検討委員会が、市役所で8月24日に行われた。議題では市民ワークショップの結果報告や、北杜市役所本庁舎整備基本構想(案)の骨子の説明、先進地視察研修について意見を交わした。今年の8月に行われた第3回市民ワークショップでは、新庁舎の望ましいエリアとして、市の中心部に当たる「長坂・高根エリア」が最も高い評価を得た。
会議では、新庁舎整備基本構想骨子案について説明された。内容は現庁舎の概要や新庁舎の規模や建設地、事業計画などがまとめられている。
現在の庁舎については、旧須玉商業高校の跡地を使用し、旧校舎を活用した北館や東館、仮設的に増築した西館や西会議室など7つの建物で構成されている。
建物は、暫定的な旧校舎の活用により、敷地内に分散された配置の多棟構成となっており、経年に伴う老朽化の課題を抱えている。
さらに仮設的に増築した建物は軽量鉄骨造(プレハブ工法)のため耐用年数が短い。特に最も古い北館は、一部の階で耐震性能の基準値を大きく下回っており、災害時には庁舎としての機能維持が困難な状況にある。
新庁舎の規模については1万1000㎡程度とし、来庁舎用の駐車台数は165台を想定している。新庁舎の配置に必要となる最低限度の敷地規模は、3階建てを想定した建築面積(約3666㎡)や、来場者駐車場などを含めて約9800㎡を設定している。
新庁舎の建設地については、再編方針の整合性や敷地活用の方向性から、候補地として適合する旧秋田小や長坂総合支所など5つの敷地と、現在の北杜市役所の敷地を加えた6敷地を選定している。
また、本構想の策定に当たって、市民の意見を反映させるための市民ワークショップがこれまでに計3回実施されている。
今年の8月5日に行われた第3回目では、新庁舎の立地要件における4つの視点(交通、災害・防災、経済性・コスト、まちづくり)をもとに意見交換と評価を行った。この結果、新庁舎の望ましいエリアとして、市の中心部に当たる「長坂・高根エリア」が最も高い評価を得た。特に、国道やIC、駅といった社会インフラが集中している点が評価された。
なお、先進地視察研修については、富士川町役場と中央市役所の2カ所を対象に、委員による視察が10月中旬に予定されている。
【写真=現北杜市役所の庁舎、第3回本庁舎検討委のようす】
















