笛吹市の山下政樹市長は8月の会見で、9月補正予算案に盛った、みさかの湯改修費の増額1億1844万1000円について、経緯を説明した。
山下市長は昨今の物価高騰について「非常に憂慮している。特に設備関係。3割くらい上がっているものもある」との見方を示し、みさかの湯の機械設備工事については「数字が合わなくて1回入札が不調になった」と、再入札で施工者確保に至ったと説明した。
また、みさかの湯については物価高騰だけでなく、想定外の設備の不具合が見付かったことも明らかにした。「ろ過機は当初、(既存の設備を)使うつもりでいた。あと1年くらいは持つだろうという話だったが、設計の中でちょっと厳しいということが分かった」と説明。事業遅延を回避するため予算内でできる工事内容を精査し、「結局(ろ過機更新を)外して入札した」。9月補正予算にはろ過機更新費と物価高騰による増額分を併せて計上したため、1億を超える増額になったという。
山下市長は「今までだったら3億円でできたものが、4億円ないとできない」と厳しい表情を浮かべ、「先日13の市長にお願いして、財務省と国交省の方にこの資材高騰に対する社会資本整備含めた予算の増額をぜひともお願いしますという活動をしてきた」と、状況改善に向け取り組んでいることを強調した。

















