埼玉県建設業協会と埼玉県教育局は8月27日、「県立高校生はたらく魅力実感講座~建設業の世界を知ろう!~」として、普通科・総合学科で学ぶ高校生に建設業への理解を深めてもらおうと、講座と現場見学会を開催した。今回は県立滑川総合高校のラグビー部員およそ40人が参加し、建設業で働く人の話や現場見学を通じて、建設業への理解を深めた。
この講座は、建設業で働くことの魅力を専門学科以外の高校生にも理解を深めてもらい、建設業の魅力や現場見学を通じて将来の就職先候補の1つとして心に留めてもらうのが狙い。
冒頭、生徒を前に同協会の出井正美業務部長は「皆さまには建設業がどのような仕事なのかを体験してもらい、将来の職業選択の一助になれば」と話した。続いて、講座に協力した伊田テクノスの村田一広常務取締役は「建設業がどんな仕事をしているか、どのような技術が使われているか。そして、そこで働いている人たちがどんな思いで業務に取り組んでいるかなどを感じていただければうれしい」と呼び掛けた。
講座に移り、同社総務人事部課長の森田直栄氏が建設業の仕事について説明。建設会社は多種多様に分業された仕事をまとめる役割を担っているとして、「ラグビーでも色々ポジションがあるが、それをまとめるのが監督。そういった仕事をするのが建設会社」と述べた。ラグビーがチームを勝利に導くように、建設会社はチームを構造物の完成に導く仕事であると紹介した。
建設業の魅力については「ものづくりの楽しさに加え、チームで動く仕事だからこそ、コミュニケーションを取りながら一つのものをつくり上げる達成感がある」と説明。また、自分の手で形をつくり出すことができるやりがいについても紹介した。
さらに、同社土木部ICT推進課工事係の永井風太氏が今回の見学会の現場となった「R7(仮称)道の駅こうのす調整池その5工事」の工事概要を説明した。また、実際の土木現場で活用されているICT施工やドローンを用いた測量技術などについても紹介。実際の3Dモデルなどを見ながら、この後に向かう現場のイメージを膨らませた。
その後、同社が施工する鴻巣市内の「道の駅こうのす調整池工」の現場へ移動。生徒は現場に入り、大型重機の迫力やICT施工の最前線を体験した。
また、同校ラグビー部のキャプテンが、生徒を代表してドローンによる測量を体験。実際の現場で最新技術を体験するとともに、目の前に広がる構造物の迫力に驚き、建設業への関心を寄せていた。
















