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茨城県五霞町

RC・S造2階、延べ4366㎡/複合庁舎の基本設計概要案

2026/09/04 日本工業経済新聞(茨城版)

 五霞町は、複合庁舎建設の基本設計概要を公表した。「ひとつ屋根に集まり、交流がうまれ、まちとつながる複合庁舎」をコンセプトにRCおよびS造2階建て、延べ床面積4366・62㎡、建築面積3224・48㎡。庁舎機能に加えて、コミュニティーセンター機能など町民活動が融合した「ひとつ屋根の拠点」を計画。2027年9月ごろの建設工事着手を目指している。

 建設地は五霞町大字小福田147-1ほか11筆の敷地面積1万7753㎡。本庁舎はRCおよびS造2階建て、建築面積2875・45㎡、延べ床面積3691・78㎡、高さ11・1m。附属建屋はS造2階建て建築面積349・03㎡、延べ床面積674・84㎡、高さ7・2m。

 庁舎とコミュニティーセンターの共用空間を広場に面して配置し、町民の活動や交流を外部に映し出す構

成とする。町の文化や観光情報を発信する場として「ごかリビング」を設け、日常から非常時まで町民の居場所となる施設を目指す。

 1階は、広場側から活動室、執務機能、職員ゾーンの順に配置。行政サービスと活動支援、職員の執務環境を一連の動線で結ぶ。講堂や図書・学習スペース、創作室、調理室、研修室、和室、キッズスペース、親子トイレ、授乳室なども設ける。

 2階は、吹き抜けに面したオープン空間へ執務機能を集約。将来のレイアウト変更に対応するとともに、職員間の連携を促し、来庁者に分かりやすい行政サービスにつなげる。議場や傍聴ロビー兼図書スペースなども配置する。

 建物は五霞町の風土に呼応した勾配屋根を採用し、北側からの採光や高窓による通風を確保する。執務エリアを中心とするRC造部分をコンパクトにまとめ、屋根を軽量なS造とすることで開放性と安全性を両立。防災拠点を2階、重要設備を屋上階に置き、浸水時にも防災機能を維持できる計画とする。

 このほか、敷地内には利用者用駐車場147台分や公用車・従業員用駐車場、バスロータリー、広場などを整備。附属建屋には防災備蓄庫や収蔵庫、倉庫、作業室、大型車両の保管スペースなどを配置する。

 設計は、公募型プロポーザルで選定された佐藤総合計画(東京都墨田区)が担当。履行期間は27年3月17日まで。建設工事については、27年9月ごろから着手し、工期には27カ月を想定。29年10月ごろの供用開始を目指す。

 設計発注段階での、概算事業費には46億9780万円を見込んでいる。

 なお、11日まで基本計画に対する意見を募集している。

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