県立三条高等学校の生徒が国道289号八十里越道路に架かる八十里越天空大橋の橋銘板の揮毫(きごう)を担当することとなり、4日、同校で本格的な練習が開始された。
この企画は2027年夏の暫定供用を控える八十里越道路への関心を高め、道路がつなぐ新潟、福島両県の交流促進に向けた機運醸成を目的に、八十里越地点開発促進期成同盟会(会長=滝沢亮三条市長)が主催した。
三条市と福島県只見町叶津を結ぶ20・8㎞のうち、国の直轄権限代行区間である11・8㎞上に新設される新潟県側9橋、福島県側2橋は公募により名称が決定し、欄干に設置する橋銘板の揮毫を三条市と福島県只見町の高校の生徒が引き受けた。
三条高校書道部の部室ではひらがな担当の1年生と漢字担当の2年生が緊張した面持ちで机に向かい、隷書や楷書、行書など、各自が選んだ書体で筆を進めた。
部長の永井愛優奈さんは揮毫の依頼について「初めてのことだったので驚いた。歴史に残るようなものなので光栄に感じた。名前に空が入っていたのでのびやかに書けたらいいと思った」と感想を述べた。
部員たちは今後10月末のプレート完成、11月の設置に向けて練習を重ねるとし、今月17日ごろに1点を決定する。
三条市建設課の羽賀課長補佐は「これからの将来を担う皆さんに、地元への愛着と八十里越についても関心を持ってもらいたい」と語った。
揮毫は三条高校のほかに三条東高校が中柄沢橋とモチバ沢橋、県央工業高校が日本平橋と大久保沢橋、三条商業高校が青岩沢1号橋と同2号橋、月ヶ岡特別支援学校高等部が馬追沢橋と番屋橋を。福島県の只見高校が木ノ根山橋と御前橋を担当する。
【写真=みんなで記念撮影、揮毫を練習する生徒ら】


















