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県の9月補正予算案

2026/09/09 群馬建設新聞

山本一太知事は8日、15日に開会を迎える第3回定例会に上程する9月補正予算案を明らかにした。補助公共事業費には約10億円を計上。7月豪雨への対応予算も合わせて事業を推進する。また、新規事業として館林市内の廃棄物等不適正処理事案について、行為者が措置命令に応じない場合の行政代執行による廃棄物等全量撤去工事費として9億4209万9000円、群馬県ライフル射撃場整備費に1億2458万7000円を計上した。

山本知事は予算編成に当たり「7月豪雨を踏まえた緊急防災対策や猛暑への対応など当初予算編成後の需要変更により必要となった真に緊急性のあるものを中心に計上した」と述べた。

補助公共事業費には10億3355万8000円を計上。国庫事業の内定に伴う増額分として7億1315万8000円、7月豪雨で土石流が発生した桐生市内の杉ノ入沢(広沢町5丁目地先)および大雄院沢(広沢町3丁目地先)への砂防堰堤整備に向け、測量設計委託料、用地調査委託料、工事費を含んだ3億2040万円を盛り込んだ。砂防堰堤は2つの沢に1基ずつ設置する。

館林市内の廃棄物等不適正処理事案に係る行政代執行費用は、行為者が措置命令に応じなかった場合に備えて計上。行政代執行による廃棄物等全量撤去工事は3カ所で行う。廃棄物や土砂の撤去量は3カ所合わせて約1万3000立方mとなる。面積は3カ所合計約3000㎡。撤去工事費のほか、汚染状況確認調査費2200万円を計上した。

群馬県ライフル射撃場整備費には1億2458万7000円を充てている。整備費の内訳は▽10m射場改修工事・電気設備工事等=6524万円▽屋根防水工事・塗装工事等=4073万7000円▽受水槽改修工事=1861万円-となっている。

高等学校等教育改革促進基金事業としては、各拠点の中心となる▽県立勢多農林高校(前橋市日吉町2-25-1)▽県立高崎高校(高崎市八千代町2-4-1)▽県立前橋清陵高校(前橋市文京町2-20-3)▽県立高崎工業高校(高崎市江木町700)-の施設整備に係る実施設計委託料3億300万円などを盛り込んだ。

このほか、建設関連への追加としては普通教室老朽化空調更新費に3億2000万円を盛り込んだ。県立高校8校を対象に工事を実施。2027年夏までに更新する。

単独公共事業費2億7350万円の内訳は▽道路側溝の改修等(6カ所予定)=5000万円▽道路伐木(3路線)=4000万円▽河川伐木・堆積土砂撤去(7河川)=5350万円▽通学路の除草(160㎞)=8000万円▽道路案内標識の更新(12~13カ所)=5000万円-となっている。道路案内標識の更新は大型標識を対象に実施。29年度までの4年間で進める。

交通安全施設整備費(道路標示)に1億2650万円を盛り込んだ。摩耗した黄色センターラインについて、緊急で塗り替えが必要な区間を対象に実施する。当初予算において約52㎞分の整備費として6633万円を確保。当初予算分と今回計上した1億2650万円を合算した1億9283万円で約152㎞の塗り替えを行う。

電子入札共同システム更新に係る費用として債務負担行為に限度額14億3690万5000円を設定。限度額の内訳は次期システム構築・運用保守(27年度~33年度)が12億2232万3000円、現行システム運用保守延長(27年度~28年度)は2億1458万2000円となる。更新するサーバーに合ったシステムに更新する。新機能の追加は行わない。29年度からの新システム稼働を目指す。

白沢発電所リニューアル事業費には▽水圧鉄管更新=7900万円▽放水路改修=1億2000万円▽取水口除塵機等更新=3700万円▽支障工作物撤去=2600万円-を盛り込んだ。

企業局オフィスリノベーションは発電課が配置されている県庁舎27階南フロアのフリーアドレス化を実施する。工事費や物品購入費などを含む5401万円を計上。カーペットを設置する面積は約450㎡を見込んでいる。

一般会計に136億4176万5000円を追加し、総額を8674億8235万円とした。

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