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茨城県大洗町

北側間もなく工事発注/駅前広場南北を拡張整備

2026/09/09 日本工業経済新聞(茨城版)

 大洗町は、大洗駅前広場の拡張整備工事を2工区(北側、南側)で進める。歩道を拡幅するとともに、イベント広場や駐輪場を新設し、駅前の利便性向上とにぎわい創出につなげる。当初予算には、都市構造再編集中支援事業として8925万円を計上。北側工区は間もなく、南側工区は10月以降に指名競争入札を通知し、工事を発注する。いずれも工期は5カ月。駅前の歩行者空間や交流機能を充実させ、町の玄関口としての魅力を高める。

 北側工区では、駅前ロータリー、駐車場北側の歩道を現況約5mから10m程度まで拡幅する。歩行者の通行空間を広げるとともに、約80㎡の駐輪場を整備する。併せて排水整備やU字溝の設置なども実施する。

 南側工区は、北側と同様に歩道を現況約5mから10m程度に拡幅する。さらに、今回の整備の目玉となる約570㎡のイベントスペースを設ける。地面は樹脂製舗装とし、テントの設置やキッチンカーの搬入が可能な仕様とする。

 イベントスペースには、ベンチなどの固定的な設備をあえて設置しない方針。町では、特定の用途に限定せず、催事やマルシェなど、その時々の利用形態に応じて柔軟に活用できる自由度の高い空間とする考え。駅前でのイベント開催などを通じて、町内外から人を呼び込む場としての活用を想定する。

 南側にはこのほか、約140㎡規模の駐輪場を整備する。外構やフェンスなども施工し、歩行者空間とイベント利用空間を一体的に整える。事業の進捗などによっては年度をまたいで施工する可能性がある。

 駅前広場の拡張整備は、駅前駐車場北側と南側の出入口付近の歩道を含む全体約1320㎡を対象に実施するもの。ロータリーの整備などにより狭あいとなっている歩道を拡幅し、歩行者の通行環境を改善するとともに、駐輪場の整備によって駅利用者の利便性も高める。測量設計はミカミ(水戸市)が実施した。

 大洗駅では、これまで駅前広場や待合室のリニューアル、エレベーター設置、トイレ・通路スロープの改修などが進められてきた。今回の拡張では、こうした既存施設の機能向上に加え、イベントなどに活用できる新たな空間を設けることで、駅を起点とした交流やにぎわいの創出を目指す。

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