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山梨県笛吹市

物価高騰で経費増額 9月補正案

2026/09/08 山梨建設新聞

 笛吹市は2026年度9月補正予算案を発表した。物価高騰や設計変更などに対応するため各種建築事業費を増額するほか、新たに若彦路ふれあいセンター別館のエアコン改修834万9000円などを計上。併せて債務負担行為の追加、変更や繰越明渠費の設定を行う。

 今後工事発注を予定する事業で増額するのは、いちのみや桃の里ふれあい文化館の非常用発電改修(1154万2000円増額)、芦川グリーンロッジ改修(550万4000円増額)、石和第一保育所外構(221万円増額)。

 このうち、いちのみや桃の里ふれあい文化館については、設計段階で発電機の単価の誤りが分かったため増額する。補正後の予算額は6176万円。工期は6カ月程度を見込んでおり、27年度実施分の予算繰り越しの措置も行う。

 芦川グリーンロッジについては、8月の機械設備の入札が不調となったことを踏まえ、最新の単価で必要経費を補正し、発注し直す。併せて27年度の債務負担行為の限度額を変更する。

 石和第一保育所については、外構の設計に経費率の誤りがあったほか、資材単価の上昇を踏まえ増額。併せて27年度債務負担行為の限度額を追加する。

 工事中のみさかの湯改修については、本予算で機械設備工事費など1億1844万1000円を増額する。同工事は3月に渡辺工業所・タナカ設備・小沢設備興業JVが3億2200万円(税抜)で受注。27年3月の工期で進めているが、再利用を見込んでいた既存のろ過機に腐食があることが分かり、更新が必要となった。また煙道の更新や温泉スタンドポンプ2基の更新、トイレ・倉庫などの配置変更に伴う建築確認変更申請、その他資材高騰に伴う増額も含んでいる。

 若彦路ふれあいセンター別館については、老朽化によりエアコンの能力が低下していることが分かった。冬季の使用を見据え早急に機器を更新する。室内機6台、室外機1台を更新するほか、新たに室外機1台を設置する。

 このほかの主な予算は▽固体電池ポータブル電源、ポータブルソーラーパネル各15台の購入1166万6000円▽eLTAX第5期改修423万円▽共同生活介護事業所の非常用自家発電整備702万9000円▽農業6事業者の施設整備補助6140万1000円▽アサヒビール関連のイベント開催など1000万円▽さくら温泉通りイルミネーションリースの増額510万6000円▽落雷被害修繕費の補填854万4000円。

 債務負担行為は▽石和第一保育所改築(期間27年度、追加)331万7000円▽さくら温泉通りイルミネーションリース(27~28年度、追加)▽石和温泉駅前観光案内所の指定管理(27年度、追加)▽芦川グリーンロッジ改修2億3940万2000円から2億4765万9000円(26~27年度、変更)

 繰越明渠は▽いちのみや桃の里ふれあい文化館の非常用発電改修の委託49万5000円・備品購入1861万2000円。

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