北杜市は、8月25日に開いた市長記者発表の中で、9月補正予算案を発表した。主なものは、小淵沢第3駐車場整備事業に2070万円を計上した。このほか、防災マルチタスク車両整備事業や、スマート農業推進事業などに事業費が盛り込まれた。
このうちの小淵沢第3駐車場整備事業は、既設する駐車場の増設工事を進めるもの。
同駐車場では現在、46台分の駐車可能スペースが備わっている。今回は34台分の増設工事を予定している。工事により全体で80台分の駐車が可能となる。
増設工事によってJR小淵沢駅の利用者のほか、駅周辺における観光等の来訪者に対する利便性や、回遊性の向上などにつなげていく。
防災マルチタスク車両整備事業は、災害対策事業として公共サービスなどを提供可能な防災マルチタスク車両1台を導入するもの。
導入により、定時には過疎地域等における市民サービスの提供や、災害時には迅速な情報集約や関係機関との連携調整などを担うとしている。
会見で大柴邦彦市長は「フェーズフリーな車両を導入することにより、平時や災害時を問わず、市民の暮らしを支える防災体制の構築に生かしたい」と説明した。なお、今補正案で同事業には1944万6000円が予算化された。
スマート農業推進事業は、農業生産の効率化や低コスト化の推進、中核的な担い手農業者の確保や育成を図るため、スマート農業の普及拡大に向けた環境整備を進めるもの。事業費には今補正案で620万円を充てて進める。
事業内容は、スマート農業の普及拡大のほか、RTK-GNSS基準局の設置を行う。
同事業について大柴市長は「基準局の整備により、高度な位置情報を活用した自動操舵システムのほか、高性能ドローンの運用が可能となる」と述べていた。
このほか今補正案には行政区運営事業に3000万円、移住・定住・交流促進事業に200万円などが計上されている。
【写真=予算案について説明する大柴市長】
















