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埼玉県消防設備協会

本年度の消防用設備保守点検等実務研修会

2026/09/11 埼玉建設新聞

埼玉県消防設備協会(梅澤將明会長)は9日、本年度の消防用設備保守点検等実務研修会を、さいたま市内の県民健康センターで開いた。当日は協会員、県内各地の消防本部や消防行政関係者ら84人が参加。研修では講師の話を聞いて、最近の予防行政や事故事例を共有するとともに、消防用設備保守点検の意義や重要性を再確認した。

この研修会は、点検済表示登録会員と消防機関職員等を対象に、消防用設備等の保守点検に関する消防関係法令や知識・技術力の向上を目的に毎年開催している。

主催者あいさつで梅澤会長は「この研修会により、皆さまの適正な業務遂行と事故防止につながる教訓を、一つでも多く得てほしい」と有意義な研修となることを期待。続いて消防用設備等点検報告率について「昨年3月末時点の全国平均は56・6%だが、埼玉県は5ポイントほど低い51・7%となっている。当協会も令和元年度から各地の消防本部と連携し、報告率上昇へ支援事業を実施しているが、決定打はない状況が続いている。日頃の地道な取り組みを積み重ねていくことが、点検報告率向上に一番有効な手段だと考えている」と述べた。

その後、県危機管理防災部消防課の柳川貴規副課長は「昭和56年度から続く歴史のある研修会。皆さまが担っている保守点検の意義はますます重要性を増している。官民が一堂に会し、共に学びを深めることは、本県の地域防災力の向上に大きく寄与するもの」と研修の意義を強調した。

研修に移り、最初に総務省消防庁予防課の山﨑俊寛総務事務官が、大分市佐賀関における大規模火災の教訓や最新の予防行政について課題と対応を講演。次に日本消防設備安全センター違反是正支援センターの岩佐克志次長が、消防設備点検の意義や事故事例について講演した。出席者は明日からの業務に生かそうと大規模火災から学ぶ予防策、点検現場における事故防止や点検の原点を再確認した。

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