つくば市は、2028年度に市内の公立幼稚園15園を9園に集約する再編計画(案)を明らかにした。再編後は園児数減少が進んだ地域において、さらなる集約化を図るとともに、幼稚園型認定こども園化への移行を検討する。現時点では28年度の第1期再編に伴う大規模改修等の予定はなし。施設の状況や園児数の推移を見つつ、適切な修繕を行うとともに学校の空き教室等を移転先として検討し、園舎の老朽化に対応する方針だ。
計画案では、各学年6人以上かつ全体で18人以上(3歳児保育実施園)を適正規模とし、基準を満たさない園については近隣園と統合。併せて3歳児保育や平日預かり保育の拡充を図るとした。
市内公立幼稚園15園のうち、24年4月時点で適正規模を満たしていないのが▽筑波▽上郷▽桜南▽桜▽東-の5園。28年4月の第1期再編では、これに吾妻を加えた6園を集約化の対象とする。
各園の統合先が、大穂(筑波)、島名(上郷)、二の宮(桜南・東)、竹園西(吾妻)、竹園東(桜)となる。原則的に園児数の多い園を集約先としているが、竹園西と吾妻の集約化では、敷地内の駐車スペースの拡張性の観点から竹園西を選択。
適正規模に達している手代木南、松代、谷田部および茎崎に関しては施設を維持する方針だ。
施設の状況としては全園で4部屋以上の確保が可能。第1期では大規模改修等の予定はないものの、小規模な修繕が必要な園が多数存在する。
第2期以降の再編は園児数の動向等を踏まえて時期を検討する。園児数が減少した場合、大穂、島名、二の宮については学校の空き教室を活用した幼稚園型認定こども園化を想定。手代木南は松代と、竹園西は竹園東と、谷田部は茎崎との統合の可能性がある。
手代木南・松代はいずれかの既存園舎、竹園西・竹園東は竹園西または学校の空き教室、谷田部・茎崎は谷田部の既存施設の活用を視野に入れている。第2期以降では必要に応じ、長寿命化改修等についても検討を進めていくとした。
計画案で休園となる施設については、公立幼稚園の需要を見据えた上で利活用を検討するとしている。
再編計画は、市立幼稚園のあり方検討委員会による「市立幼稚園のあり方に関する提言」を踏まえて策定を進めているもの。10月の27年度入園募集を前に、月内にも計画を策定。計画に基づき、28年4月から再編後の運営体制に移行する流れを見込む。

















