県上下水道課と県下水道管理事務所は、2026年度流域下水道事業の概要と下半期の発注計画をまとめた。耐震化のうち可とう化は344カ所を施工し未発注の上流処理区を一般競争、2分割の北那須、巴波川、大岩藤、思川は月内に指名競争で発注。処理場・ポンプ場の耐震調査・設計は12施設。未発注は上流の滅菌池、中央がスクリーンポンプ棟、巴波川は接触タンク棟、北那須では沈砂池ポンプ棟。工事の目玉は本庁発注で大岩藤と思川浄化センター遠方監視の電気設備工事。公募型プロポーザルを公告した下水汚泥肥料化設備基本方針検討業務は今年度内着手を視野に年内の委託を目指す。
管路とマンホールの継ぎ手を補強する可とう化は1978カ所を計画。25年度までに約44%の867カ所を完了した。26年度に計画する344カ所の処理区別箇所数は上流66、中央76、巴波川119、北那須58、大岩藤12、思川13。27年度以降は767カ所の可とう化を計画的に実施する。
処理場・ポンプ場の耐震化の全体計画は53施設。25年度までに43・4%の23施設の耐震化を完了した。耐震調査・設計は25年度8施設、26年度は12施設のうち8施設が発注済み。残る4施設の調査設計は9~10月にも発注する。
マンホールの耐震化40基のうち緊急輸送道路上に11基が所在。耐震化は、地下水位や周辺地盤の条件で浮き上がり計算を行い、対策を判断。要対策は15基で、内訳が中央3、大岩藤10、思川が2基。
また、現場打ちで鉄筋量などの条件から構造計算した結果、要対策マンホールが25基。内訳は上流3、中央2,巴波川8、北那須9、大岩藤が3基。
耐震化は浮上防止を先行。25年度までに巴波川2、大岩藤10、思川2の14基を施工した。今年度は27年度以降の対策予定で設計が中央と北那須が3基、巴波川6基を2分割で委託。工事は上流3基と大岩藤1基を実施。今年度末の耐震化率は18基で45%を見込んだ。
長寿命化対策はストックマネジメント計画に基づき浄化センターの工事が電気・機械設備を主体に北那須・巴波川・大岩藤・思川の4処理区6件を実施。未発注は大岩藤と思川の遠方監視電気設備工事。本庁執行で月内にも公告する見通し。
管路更生工事は中央65・7m、思川98・8m。マンホール鉄蓋更新は大岩藤9カ所を実施。
汚泥肥料化設備基本方針検討業務は、需要に応じた肥料の安定生産と供給を行うため設備の規模、整備箇所、導入と実施スケジュールなどについて検討。有識者懇談会の意見も聴取しながら検討を深めていく。
















