高崎市は県に対して2027年度の施策に関する要望を行った。新規要望項目にはイオンモール高崎(棟高町1400)前の渋滞緩和などを目指し、西毛広域幹線道路辻久保交差点で立体化を求めたほか、主要地方道高崎駒形線では渋滞緩和策や安全対策の積極的な推進も要望した。このほか、ゲリラ豪雨などの多発から現行の補助制度の対象とならない雨水調整池の整備に関わる新たな補助制度の創設も求めた。
交差点の立体化の要望を行った辻久保交差点は、現状でも多くの交通が集中し、朝夕問わずの渋滞が発生している。現在も整備が進む西毛広域幹線道路の全線開通後はさらなる交通量の増大が見込まれ、現状の平面交差では交通処理能力に懸念が生じている状況。また同市は辻久保交差点付近に位置する堤ヶ丘飛行場跡地周辺を副都心拠点に位置付け、最先端技術を有する企業などが集積する新たなまちづくりを目指しており、周辺交通の円滑な処理をまちづくりにおける課題の一つとして挙げている。都市計画決定通りの立体交差化に向けた調査検討が進められるように要望を行ったかたち。
主要地方道高崎駒形線は同市中央部と前橋市南東部を結ぶ関越自動車道高崎ICと接続する広域交通軸となる重要な路線。芝塚町交差点から高崎IC方面に向けては4車線化しているものの、中央部を通過する区間は2車線となっており、慢性的な交通渋滞が発生している。特に車線数が変わり、ボトルネック部となっている芝塚町交差点からJR上越線アンダーパス付近を中心に、渋滞が深刻化している状況。高崎駅西口から延びる都市計画道路東二条線との接続部分でもあり、円滑な道路交通の確保へは高崎駒形線の渋滞緩和が必須となっている。また、市道環状線と交差する上大類町交差点においては交通渋滞発生箇所のみならず、交通事故多発箇所ともなっており、円滑な道路交通の確保に加えて、事故リスクの低減を求めている。
雨水対策事業の促進に向けては新設道路築造時に施工される側溝において、周囲雨水集水面積を考慮した整備を要望したほか、近年問題となっているゲリラ豪雨時による内水被害が多く発生しているために、下水道や河川の現行補助制度の対象とならない雨水調節池整備に関わる新たな補助制度の創設についてを要望している。
榛名湖水上ステージの整備促進については護岸観覧席やステージなどの設置工事を進めており、県立公園内への構造物設置となるために、円滑な事業調整を求めた。また、整備を行っている箇所周辺の県有地において、護岸崩落の危険性や駐車場の舗装悪化といった課題解決に向けて、県による周辺整備も盛り込んでいる。
このほか、今後も浄化槽の普及促進を図るために、浄化槽補助制度の維持を要望したほか、第4種踏切を第1種踏切へと改良するために継続的な支援を求めた。
















