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群馬県契約検査課

総合評価配点方法見直す 10月1日以降適用へ

2026/09/16 群馬建設新聞


県契約検査課は総合評価落札方式における配点方式について、施工計画の評価と配置予定技術者工事成績評定の2つで変更を行う。いずれも、これまで評価を点数区分ごとに実施していたものから、新たに算定式を導入して配点を行うこととした。従来の区分より細かく配点することで、評価点を適切に反映した落札者の選定を目指している。10月1日以降に入札公告する工事から適用する。

施工計画の評価配点について、施工計画の合計点を項目別の最高点で割り、10を乗算することで、10点満点に置き換える。

現在、施工計画の評価は、評価者の合計点を評価基準表に当てはめてAからEまたは欠格の評価区分に分け、当該区分に応じた評価点を配点している。この点数区分による配点は、評価区分ごとにそれぞれ定められている範囲内で行っており、施工計画で高い評価を受けても、同一区分内では同じ評価点となり、総合評価で同点によるくじ引きや順位の逆転が生じ、評価の低い者が落札候補者となる可能性があるといった課題がある。

また、品確法の趣旨である公共工事の品質確保に支障をきたすことが懸念されることから今回改正を行う。改正により施工計画における評価差を価格以外の評価点に適切に反映し、より適切な落札者の選定を図る。

配置予定技術者工事成績評定の評価は、簡易型、超簡易型ともに主任または監理技術者として携わった、入札日の属する年度の前年度から過去3年間の対象工事に該当する県知事部局発注工事の種類、特定建設工事共同企業体の構成員としての評定点を含む工事成績評定点の最高点で評価を行っている。なお、対象となる評定点がない場合は最高点を65点とする。

簡易型における配置予定技術者工事成績評定の配点方法は現在▽80点以上=評価点2・0点▽75点以上80点未満=評価点1・5点▽70点以上75点未満=評価点1点▽65点を超え70点未満=評価点0・5点▽65点以下=評価点0点-となっている。今回の改定で、65点を超え80点未満の区分を統合。同区分の評価点を「(最高点-65点)×2・0点÷15点」に改正。小数点以下第4位は四捨五入する。

超簡易型における配置予定技術者工事成績評定の配点方法については現在▽80点以上=評価点3・5点▽75点以上80点未満=評価点2・5点▽70点以上75点未満=評価点1点▽65点を超え70点未満=評価点0・5点▽65点以下=評価点0点-としている。65点を超え80点未満の区分をまとめ、評価点を「(最高点-65点)×3・5点÷15点」の算定式で算出する。なお、小数点以下第4位は四捨五入する。

総合評価落札方式は、従来の価格のみの競争とは異なり、価格と品質の2つの基準で評価を行うものとなっている。このため、最も安い価格で入札した者が落札者になるとは限らず、価格と品質をそれぞれ点数化。足し上げた点数を総合評価点として算出し、評価点の最も高い者を落札者としている。

県は総合評価落札方式を実施する場合の手続きを定めた群馬県総合評価落札方式実施要領や総合評価の配点方法を示した総合評価点算定基準を策定。さらに、実施要領に基づいて総合評価落札方式を運用する際の基本的な考え方を示した総合評価落札方式活用ガイドラインを定めている。

ガイドラインには総合評価落札方式の型式として▽標準型=設計価格1億円以上の橋梁上部・トンネル工事など▽簡易型=設計価格1億円以上の工事▽超簡易型=設計価格1億円未満の工事-の3つを定めている。標準型には土木関係、簡易型は土木関係、電気・電気通信・機械器具設置、建築・電気・管工事関係、超簡易型には土木関係、建築営繕・電気・管工事の計6種類がある。

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