県峡南林務環境事務所(小松澤靖所長)は2026年度の主要事業をまとめた。当初予算と6月補正予算を含めた治山林道事業費は15億9000万円で、事業予算の内訳は林道事業に10億1000万円、治山事業には5億8000万円。林道事業では、森林居住環境整備事業として富士川町の県営林道足馴峠線の開設などを行う。治山事業では、復旧治山事業として南部町万沢などにおいて谷止工を施工する。
【林道事業】
◆森林管理道開設事業・森林居住環境整備事業
森林の管理経営に不可欠な路網整備のための林道の開設を行う。
県営林道では、富士川町の足馴峠線、五開茂倉1号支線、身延町の八坂峠線、南部町の地蔵峠線で実施する。
町営林道では、南部町の鯨野森山線を対象に林道開設を支援する。
◆林道改良事業
法面や舗装、橋梁等、林道施設の補修補強のため、施設の改良事業を行う。
県営林道では、富士川町の丸山線、足馴峠線、身延町の豊岡梅ヶ島線、湯之奥猪之頭線で実施する。
町営林道では、身延町の富士見山線、三石山線、南部町の剣抜大洞線を対象に林道改良を支援する。
◆山村地域活性化林道整備事業
山村地域における住民生活と密接に関連する林道の安全性等の向上を図るため、富士川町の丸山線、五開茂倉線や早川町の井川雨畑線で林道改良を実施する。
◆林道維持修繕事業
経年劣化等により損傷した林道施設の機能回復を図るため、峡南林務環境事務所管内における県営林道各路線の維持修繕を実施する。
【治山事業】
◆復旧治山事業
台風等により発生した山腹崩壊地や荒廃した渓流を復旧整備するため、早川町の御殿山治山工事、身延町の妙石妨治山工事、南部町の矢口沢治山工事において、谷止工等を整備する。
◆予防治山事業
荒廃危険山地の崩壊等を予防するため、身延町の伊豆島治山工事、南部町の梅島川右支流治山工事において、谷止工等を整備する。
◆水源地域整備事業
流域保全上重要な水系の上流域における水源涵養機能や土砂流出防止機能等の高度発揮に資するため、身延町の湯之奥上流治山工事において谷止工等を整備する。
◆水土保全治山事業
山地災害の未然防止を、広範囲な区域で総合的に対策を図るため、市川三郷町の葛篭沢治山工事、身延町の寺沢治山工事において、山腹補修工等を整備する。
◆小規模治山事業
国庫補助事業の要件を満たさない小規模な荒廃地の復旧を図るため、富士川町の小室、身延町の市之瀬、中屋敷、南部町の万沢において、谷止工等を整備する。
【写真=完成した令和7年度地蔵峠線開設工事、完成した令和6年度妙石妨治山工事】


















