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茨城県小美玉市

民間の提案事業募集/旧玉里北小跡地を利活用

2026/09/17 日本工業経済新聞(茨城版)

 小美玉市は、2021年3月に閉校した旧玉里北小学校の跡地について、民間提案制度に基づく提案を募集する。対象地は栗又四ケ地内の20筆で、面積は計1万3591・9㎡。土地の予定価格を8260万円とし、地域振興や雇用創出、住民生活の向上などにつながる事業を幅広く募る。提案書の受け付けは10月1日から随時開始する。

 対象地は、玉里小学校、玉里東小学校、玉里中学校の統合に伴う玉里学園義務教育学校の設立により閉校した旧校地。栗又四ケ字八幡、八幡後などに位置し、土地はすべて更地となる。

 都市計画区域内の非線引き区域で、用途地域は指定なし。建ぺい率は60%、容積率は200%。西側の市道栗又四ケ0195号線などに接続し、道路幅員は最小2・1mから最大10・7m。JR石岡駅から約5・7㎞、関鉄バスの「旧玉里北小学校前」停留所から約160mの位置にある。

 提案する事業の分野に制限は設けない。地域産業の振興、移住・定住、雇用創出、地域活性化、住民サービスの向上などにつながり、継続性の高い事業を対象とする。提案者が施設整備や維持管理の計画を立案し、自らの資金で事業を運営することが条件。市が業務委託を行う事業は対象外となる。

 土地の提案基準価格は8260万円で、応募価格がこれを下回る提案は失格とする。売却は現状有姿で行い、敷地内の工作物の改修・撤去費用や、事業実施に必要な調査・工事費などは買受事業者の負担となる。土壌汚染、地盤、地下埋設物の調査は実施していない。

 敷地の一部には岩屋遺跡・桜久保遺跡の埋蔵文化財包蔵地が含まれ、土木工事の際は教育委員会との協議が必要となる。また、雨水排水は浸透方式が認められないため、放流先の確保が求められる。

 市は、提出された提案について参加資格・書類審査を行った後、審査委員会によるプレゼンテーション審査を実施する。審査では、事業の遂行体制や実現性、独自性、市の施策への貢献度、地域活性化などを評価する。審査結果は11月上旬頃から随時公表する予定。

 採用提案者は、市と協議の上、旧玉里北小学校区の地域住民を対象とした事業説明会を開催する。その後、協議が成立すれば随意契約を締結するが、公有財産の処分に関する議会の議決が必要となる。なお、所有権移転後10年間は提案内容に基づく用途指定期間とし、事業内容の変更には市の承諾を要する。

 募集要項は市ホームページで公開している。問い合わせは管財課(電話0299-48-1111、内線1247)まで。

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