県企業局団地総合事務所は、館林市大島地内で館林大島工業団地の造成を計画している。月内に団地北側の第1期工区の工事を公告する。第1期工区の造成面積は約32haとなり、造成工事は数件に分割してそれぞれ条件付き一般競争入札により公告する見通し。分割数などについては、現在調整中としている。造成工事では土工や排水路および道路工事、調整池の建設工事などを行う。
今回公告する工事では施工面積32haを対象に、敷地造成工や盛土および掘削工事、排水路工事や道路工事のほか調整池の建設工事などを行う。今回発注する第1期工区全体の工事としては総盛土量が約19万7000立方mで、掘削土量は約3万立方mとなる。
排水路工事の総延長は約3500mで、自由勾配側溝とボックスカルバートを布設する。自由勾配側溝の規模は幅300㎜×高さ300㎜~幅1000㎜×高さ1000㎜を使用し、総延長は3400m程度。ボックスカルバートの規模は幅300㎜×高さ300㎜~幅1100㎜×高さ1100㎜となり、総延長は約70m。
区画内道路工事では、総延長約1000mを対象に舗装工事などを行う。車道舗装工の施工面積は合計約8300㎡、歩道舗装工は約3100㎡とし、区画線工は総延長4200m程度となる。このほか、延長約700mで高さ1・1mの転落防止柵を設置する。道路工のうち、区画内道路の1号を区域西側に建設し、南北を通る道路として建設する。延長は330m、全幅員13m(車道10・5m、片側歩道2・5m)の規模。区域内道路2号は区域の南側を東西に通る。延長740m、全幅員13m(両側歩道各2・5m、車道7m)となる。また、排水路の管理用道路は総延長440m、幅員4mで設置する。舗装面積は約1200㎡、区画線工を延長約870mで実施し、高さ1・1mの転落防止柵を延長430mほどで設置する。
新設する調整池は法面保護工を布製型枠工により約3200㎡設置し、底板コンクリート工を厚さ15㎝で約2万4500㎡を対象に施工する。また、1基の放流塔築造工を行うほか、高さ1・1mの転落防止柵を延長680mで設置し、2カ所に門扉を配置する。
このほか、付帯工事として上水道管の布設工事も行う。φ100㎜の鋳鉄管を総延長1500mで布設し、合わせてφ100㎜とφ150㎜の仕切弁を8基設置する。
館林大島工業団地の全体開発予定面積は約56・2haで、うち分譲予定面積は約45・8haを予定する。事業区域内を東西に流れる水路の大島新堀を挟んで北側を第1期、南側は第2期として整備・分譲する。第2期工事の発注時期については、第1期工事の進捗を見ながら決定する。
同団地は館林市北東部の東北自動車道沿いに位置し、北側を主要地方道館林藤岡線と接しており、東北自動車道館林インターチェンジまで約5㎞の距離に立地する。南北ともに板倉町と近接し、北側約600mには渡良瀬川が流れ、同川を超えて栃木県佐野市と隣接している。
同団地の現段階における分譲スケジュールとしては、12月に第1期分譲公告を行う見通し。売渡決定は2027年6月、予約契約を同年7月、本契約は28年10月、引き渡しが同年11月を予定する。同団地は立地条件に優れ、企業の大型設備投資ニーズに対応できる大規模団地となっているため、第1期工区の分譲公告を試行的に造成工事の序盤段階で行う。

















