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被災箇所復旧へ48億円/9月補正予算案

2026/09/18 長野建設新聞

県は16日、9月補正予算案を明らかにした。県単独公共事業費に48億8250万1000円を投じ、被災した道路や河川、砂防施設、森林、農業用施設等の応急対策、復旧工事等を実施する。

対象となるのは長野市や上田市、安曇野市などで285カ所。部局別の補正額の内訳は、建設部43億8968万2000円、林務部4億3641万1000円、農政部5640万8000円。

また、同事業費にはそのほか9億2200万円を充て、長野市や中野市、立科町など57カ所の市街地や観光地へのアクセス道路の舗装や区画線の修繕、沿道美化を実施するほか、冬季の低温により損傷した舗装を集中的に修繕する。

補助公共事業費には30億5699万円。頻発・激甚化する災害に備えるとともに、安全・安心な交通を確保するため、砂防施設等の防災・減災対策や通学路の歩道整備などを推進する。

災害復旧事業費には18億8850万円。8月に発生した大雨により被災した安曇野市4カ所の道路や橋梁、河川を復旧する。

そのほか、高等学校再編施設整備事業費では、赤穂総合学科新校の第1期建設工事費として債務負担行為35億131万1000円を措置した。同事業は赤穂高校を南信地区唯一の総合学科高校へ転換するため、必要な施設整備を行うもの。第1期工事では、中央棟となる新築約3000㎡に加え、既存の商業化棟約1000㎡の改修および一部増築工事を計画している。高校再編推進室によると「工事発注は年明けになるが年度内に」と話す。

中央棟の建設地には既存の中校舎や南校舎があり、その解体工事は今月中にも公告を予定している。解体する施設は中校舎(RC造2階建て、2251㎡)、南校舎(RC造2階建て、262㎡)、プールなど。開札予定時期は10月上旬で、工期は約300日(債務負担行為設定済)。6月補正では現年予算で1億3002万円、2027年度の債務負担行為で3億338万円を措置した。

県立高校空調設備整備事業費には歳出で10億789万6000円と、債務負担行為で10億789万7000円。実習室など194室へ業務用エアコンを設置する。同事業は長期化する猛暑を踏まえ、県立高校における特別教室などの空調整備率が27年度までに100%となるようエアコン設置を進めているもの。

高等学校等教育改革推進事業費には1億3020万5000円、債務負担行為2768万9000円。文部科学省の高等学校等教育改革促進事業に採択された松本工業高校における教育改革を推進するため、実習施設改修に係る設計や実習設備の導入を行う。

今補正での一般会計の追加額は155億22万1000円で、補正後の総額は前年同期比6.6%増の1兆922億3499万7000円。

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