城里町は、水戸ホーリーホックの練習拠点としても利用されている七会町民センター「アツマーレ」のさらなる機能充実に向け、2次改修の事業化を検討している。町民をはじめ来訪者が立ち寄れる飲食機能などを想定し、既存施設内の改修や施設外への新設による対応など、導入方法を比較検討する。町民アンケートはすでに実施しており、現在は回答内容を取りまとめている段階。今後、調査業務の委託に向けた準備を進め、年度内に調査・検討を進める。
今回の2次改修は、複合交流施設となるアツマーレを町民利用に加え、町外から訪れる人にも利用される拠点として、さらに魅力を高めることが狙い。町では、来訪者が滞在中に飲食などを楽しめる機能の導入を想定している。
整備方法については、既存の校舎など施設内部を改修して飲食機能を設ける案のほか、施設周辺に新たな施設を整備する方法、キッチンカー方式などを候補として検討。費用や使い勝手、施設全体との動線などを踏まえながら、適した手法を探る。旧学校施設を活用していることから、建築や消防、用途などに関する法的な条件についても整理し、実現可能性を確認する。
町は今後、調査業務の委託に向けて準備を進める。年度内に調査・検討を進め、町民アンケートの結果も踏まえながら、具体的な整備内容や手法を絞り込み、事業化につなげる。
アツマーレは、旧七会中学校の校舎やグラウンドなどを活用して2018年1月に竣工し、同年2月から供用を開始。町の支所・公民館機能を備えるほか、水戸ホーリーホックがトップチームの練習拠点として使用している。
旧七会中学校は、常北中学校との統合に伴い15年3月末で閉校。比較的新しい校舎の有効活用を図るため、町と水戸ホーリーホックが16年7月に跡地利用整備に関する協定を締結し、練習場とクラブハウスを兼ねた拠点として整備を進めた。
グラウンド約1万5720㎡を全面芝生化し、フルサイズのサッカーコート2面を確保。校舎は支所・公民館機能やクラブのオフィス、選手の更衣室、スタッフルームなどに改修した。体育館は町民体育館として利用し、地域交流機能としてバーベキューサイトも設けている。
今回の2次改修では、既存機能を生かしながら、サッカー観戦や練習見学などで訪れるサポーターを含めた来訪者の滞在環境をどう高めるかが焦点となる。
上遠野修町長は、「水戸ホーリーホックが練習する環境としては素晴らしいものがあるが、サポーターが滞在して楽しむという点では、ちょっと足らない面もある。ホーリーホック側からも改善の要望があった」とし、「改修を通じてさらなる魅力的な拠点としていきたい」と話している。

















