さいたま市公園緑地協会(中村元信理事長)は24日、今年で4回目となる樹木管理講習会を、合併記念見沼公園で開催した。講師は、さいたま市内の緑の専門家集団である、さいたま市造園業協会(柳澤和豊会長)に派遣を依頼。参加した、さいたま市職員や市内公共施設管理の関係者48人は、市造協の講師と公園内を歩き、樹木の枝折れや枯れ枝、病気等を早期に発見する見方や事故防止・対処方法を学んだ。また、講師から指示された樹木2本を「樹木の診断カルテ」に基づき、樹木を間近に観察しながら診断した。
講習に先立ちあいさつに立った主催者の中村理事長は、講師を務めた市造協に感謝の言葉を述べたうえで「今年の8月9月と雨が多く、その影響もあり各地で倒木が発生し、われわれが管理している公園では、幸いけが人はいなかったが何カ所か倒木があった。日頃から樹木のチェック、害虫駆除を徹底しているが、予兆による早期発見、発災後の迅速な対応には、正しい知識と技術力を研修で身に着けることの重要性の認識を新たにした。本日は限られた時間だが、積極的に講師に質問して、有意義な時間としてほしい」と期待を寄せた。
講師派遣に協力した市造協の柳澤会長は「公園内の危険樹木の見つけ方について、公園内をベテラン造園士と一緒に見ていきます」と述べ、講師を一人ずつ紹介。続けて「講師に何でも質問していただき、さいたま市から危険樹木を適切に処理して、その緑が減る分を一本でも多く植樹をして、市の生命環境財産を守っていきましょう」と呼び掛けた。
市造協からは柳澤会長をはじめ、堀江副会長、岡田副会長、貝森理事、中村理事、三枝理事、川村理事、今井理事が参加して講師を務め、参加者は公園内の樹木を観察しながら、木槌、目視等で樹木の枝折れ、枯れ枝、病気の早期発見と対応方法を学んだ。その中でコナラ、エノキの2本を対象木に選定し、カルテに基づき診断。「樹木全体に小枝や葉がたくさんあるか」「枯れた枝はないか」など8項目を1~4点で点数化した。講師の診断結果は、コナラが11点で「ひどい病気にかかっている」、エノキは25点で「少し病気になりかけている」との診断だった。参加者は自身のつけた点数と比べながら講師の解説を聞き、今後の樹木管理に生かした。
















