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垣根越えて交流図る/若手技術者参加し研修会/建コン協北陸支部

2026/10/16 新潟建設新聞

 建設コンサルタンツ協会北陸支部は14日、新潟市内で「皆でフックアップ!北陸建コン若手エンジニア2026」を開催した。支部会員各社の若手技術者が集まり、自由に意見交換を行う場として技術者同士のモチベーションや技術力向上を図ることを目的に毎年実施している。今回はインフラDXやAIが急速に進展する中で、次世代の業界を担う若手技術者が専門分野の垣根を越えてDXやAIに関する情報交換・議論を行い、交流を図った。

 開会あいさつで、若手技術者WGリーダーの小倉匡介氏(開発技建)は「われわれは建コン協を魅力ある協会にしていくことをテーマに、おのおのの専門や立場は異なるが、業界の魅力づくりへ一緒に活動している」とし、主な活動内容を紹介。「リラックスしながら活発に交流していただければ」と呼び掛けた。

 当日は、第1部として長岡工業高等専門学校副校長で環境都市工学科教授の井林康氏が「地方でのインフラ維持管理におけるDX・AIの基礎から活用まで」について講演。自ら開発したタブレット橋梁点検システムやAIの基礎、AIを活用した各種取り組みを紹介しながら「社会人になっても学び続けることが必要。検索や生成AIで多くが解決できる現在でも自分で手を動かすこと、自分で見聞きすることが大事。最先端に振り回されすぎないことも重要」とし、AI時代の学びに必要なことを説いた。

 第2部では、若手が考えるインフラDX・AIの活用方策をテーマにグループディスカッションを行った。参加した33人の技術者が専門分野の異なる7つのグループに分かれ、事前に情報収集した自分が興味のあるDX技術やAIの活用方法を持ち寄り、若手が考えるインフラDXの活用方策に関して議論。各グループは「点検業務における準備作業のAIによる簡略化」「インフラ点検業務の効率化」「現地踏査・調査の効率化」「AIとベテラン技術の若者への継承」などに向けて、▽解消したい課題▽活用できるDX・AI技術▽若手が考える活用方策▽導入に際しての課題―などを発表し、各発表に対して他のグループの代表者が感想を伝えた。主な課題としては▽導入費用▽データの精度▽発注者から理解されるのか▽AIが出す結果に対する責任の所在―などが挙がった。


【写真=7グループに分かれてディスカッション、参加者全員で記念撮影】

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