埼玉県消防設備協会(梅澤將明会長)は14日、本年度の消防用設備保守点検等技術研修会を、さいたま市内の県民健康センターで開いた。当日は協会の点検済表示登録会員からおよそ30人が参加。講師は能美防災の担当者が務め、消火設備の点検業務に関する留意事項や点検要領等を再確認した。
この研修会は2019年に初めて開催して、協会員の知識・技能の向上を図ることを目的に消火設備と警報設備を交互に毎年開いており、今回で9回目。
主催者あいさつで梅澤会長は「協会では消防用設備等点検報告率の向上に力を入れている。昨年3月末時点の全国平均は56・6%だが、埼玉県は5ポイントほど低い51・7%となっている。各地の消防本部と連携し支援事業を行っており、県平均を全国平均に追いついて追い越していくため今後も進めていくので、皆さまも研修会を通じてスキルを磨いてほしい」と述べ、有意義な研修となるよう期待を寄せた。
研修に移り、講師を務めた能美防災CS設備本部設備技術部の高野一也氏は、消防用設備の点検・報告制度の概要を説明した後、ガス系の消火設備で誤って放出させる事故が多発していることから、事例を紹介するとともに、点検中に誤放出事故が発生した場合の対応について、二次災害防止のために立入禁止とすることや、所轄消防署等に連絡することなどと紹介した。
















