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県立高校ICT・DX、那須拓陽で3棟新設、宇都宮清陵は工業・福祉棟を改修

2026/10/20 栃木建設新聞

 県教育委員会は、那須拓陽、宇都宮清陵、宇都宮工業でICT・DXを学ぶための施設整備を計画している。那須拓陽はスマート牛舎、環境制御型温室、ファームテラスを各1棟新設。宇都宮清陵は工業・福祉実習棟を改修し、小規模校の学習機会を保障する「学習配信センター」を整備する。2校は今年度の設計発注を目指し、来年度以降着工。2028年度完了を目指す。宇都宮工業は新設する「先端DX実習センター」整備事業の設計・施工一括発注業務の公募型プロポーザルで13日に公告。フレックス・ハイスクールに統合する定時制の教室を改修し整備する「Mirai創造ルーム」「Connectスタジオ」「ミーティングルーム」は別発注する。

 那須拓陽の新設施設の建設位置や構造・規模は今後詳細を固めていく。那須拓陽の新設3棟は那須拓陽高・那須清峰高新校開校後も活用する。

 宇都宮高校は国の「産業イノベーション人材育成等に資する高等学校等教育改革促進事業」補助金が不採択となったため、国の動向を見ながら検討していく。

 一般会計9月補正予算で改革先導拠点創出事業費に4億5098万9000円を計上。26~28年度継続費に35億6897万3000円を設定した。

 各校の継続費は那須拓陽が26年度1億2339万2000円、27年度8億1282万円、28年度7億6323万8000円の計16億9945万円。宇都宮工業が26年度1億7097万6000円、27年度8億1877万9000円、28年度7億2000万円の計17億975万5000円。

 宇都宮が26年度795万6000円、27年度5728万4000円、28年度1432万円の計7956万円。宇都宮清陵が26年度802万1000円、27年度5775万円、28年度1443万7000円の計8020万8000円。

 県高等学校教育改革実行計画策定に先立ち先導拠点を新設し、パイロットケースを創出する促進事業計画の一環(26~28年度)。宇都宮高は「とちぎイノベーションコモンズ(とちICO)」、企業や大学と交流できる「イノベーションテラス」、データサイエンス等を駆使して探究を深める「ADSスタジオ」、研究成果発表の「共創ライブステージ」、高度な理科系分析機器等を備えた「ネクスト・サイエンス・ラボ」の整備を盛り込んでいる。

 実行計画は12月の第2回懇談会で素案について協議。2027年1月にパブリックコメントを実施し、2月に第3回懇談会で最終案について協議。3月の教育委員会定例会で策定する予定。計画期間は27~29年度。

 27年度は全県展開に向け、企業・大学等連携体制やカリキュラム・人材育成モデルの構築、28年度に実践・検証や成果の普及・横展開、29年度に取り組み成果の効果検証・次期実行計画への反映を想定。

 実行計画は文部科学省の高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン)~2040年に向けた「N-E.X.T.(ネクスト)ハイスクール構想」~を踏まえ策定する。

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