埼玉県道路メンテナンス会議(会長=池田武司関東地方整備局大宮国道事務所長)は19日に2026年度第1回会合を開いた。県内橋梁の25年度点検結果などが示された。点検を実施した3715橋の判定区分の内訳を見るとI(健全)が2013橋、Ⅱ(予防保全段階)が1561橋、Ⅲ(早期措置段階)が138橋、Ⅳ(緊急措置段階)が3橋となっている。
緊急措置が必要な3橋は、全て市町村管理の橋梁。早期措置段階138橋の管理者内訳は▽国交省=7橋▽高速道路会社=33橋▽埼玉県(公社含む)=25橋▽市町村=73橋ーーだった。
冒頭に池田会長は、道路構造物の定期点検は5年に1回実施するもので、24年度から3巡目に入っていることを確認。インフラの老朽化が進む中で「計画的に修繕に取り組む必要がある」ことを強調した。また「予防保全型のメンテナンスに転換を図っていくことが重要」との考えも示した。
会議の参加者で連携を深める必要性を説き、「県内の道路の安全・安心を確保するために、より効果的で効率的な維持管理につなげていきたい」とあいさつした。
事前に行っていた64自治体へのアンケート結果から、計画的に修繕を実施するための課題・要望として「予算不足」「補助金内示率の低下」「技術者・監督職員の確保が困難」といった内容が多く挙げられた。
行っている工夫に関しては「入札不調への対応として、小規模施設をまとめて発注」「新技術の活用による事業費縮減」といった事例が紹介され、参会者で共有した。
















