㈱フジクラ(東京都江東区木場1―5―1)は20日、佐倉市六崎1440の佐倉事業所内で計画している新工場の建設予定範囲2万9228・06㎡の一部で、土壌汚染対策法上の基準を超えるフッ素およびその化合物、鉛およびその化合物を検出したと発表した。今後は、全対象区画で汚染土壌の掘削除去を行い、健全土壌に入れ替える。新工場の建設スケジュールへの影響は現時点で軽微と見込んでいる。
土壌調査では、建設予定範囲を245区画に分け、土壌溶出量と土壌含有量を確認した。溶出量調査では16区画でフッ素など、含有量調査では1区画で鉛などが基準を超過した。汚染深度は地表から最大0・6m。汚染原因は特定できていない。
対象区画はコンクリートまたは樹脂製シートで覆われており、土壌の飛散や雨水による対象物質の流出のおそれはない。事業所内井戸で実施した地下水調査でも、フッ素などは検出下限値未満だった。現時点で周辺環境への影響は確認されていない。
県は、フッ素などを検出した16区画のうち1区画を要措置区域、残る15区画と鉛などを検出した1区画を形質変更時要届出区域に指定した。
佐倉事業所では、生成AIデータセンター市場における光ファイバーケーブルの需要拡大などに対応するため、「光ファイバー・SWR次世代工場」と「フジクラ佐倉H工場」の建設を進めている。
光ファイバー・SWR次世代工場は2029年度の稼働に向けて約450億円、フジクラ佐倉H工場は30年度の稼働に向けて約400億円を投じる計画。
















