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茨城県教育委員会

設計・施工一括で新棟/水戸工高とつくばサイエンス高

2026/10/21 日本工業経済新聞(茨城版)

 県教育委員会は、国の高等学校等教育改革促進事業を活用し、水戸工業高校とつくばサイエンス高校に新棟の建設を計画する。両校ともに設計・施工、情報ネットワーク構築整備を一括発注する。水戸工業高校については公募型プロポーザル方式で事業者の選定を開始。つくばサイエンス高校についても近く事業者の選定に向けて公募型プロポーザルを公告する見通しだ。



 文部科学省の産業イノベーション人材育成等に資する高等学校等教育改革促進事業として採択されたもので、約62億円を投じて水戸工業高校、つくばサイエンス高校に新棟を建設するほか、水戸農業高校の既存施設の改修などが計画される。

 水戸工業高校の新棟については、S造2階建て、延べ床面積1152㎡程度を想定し、水戸市元吉田町1101地内の同校敷地内の駐車場、植栽、その他工作物を解体した跡地で、「イノベーションファクトリー (仮称)」を建設。

 設計・施工業者の選定へ公募型プロポーザルを公告。11月12日まで参加表明書の提出を受け付け、事業提案書の提出は12月8日まで。12月中にヒアリング審査会を開催し、1月上旬までに優先交渉権者を決定。3月定例議会に契約議案を上程する。事業期間は2028年10月31日まで。

 提案上限額には13億6899万4000円を設定しており、年度別の支払い限度額は26年度が2190万4000円、27年度に8億5014万5000円、28年度は4億9694万5000円となる。

 また、つくばサイエンス高校では、科学的思考力を備えた人財育成に向け、理数教育の拠点形成となる学習環境として新棟を建設する。水戸工業高校と同様に設計施工一括での発注とし、近く事業者選定に公募型プロポーザルを公告する。

 このほか、水戸農業高校では、既存の牛舎(S造平屋建て、面積)、大農具室(S造平屋建て、床面740㎡)、鶏舎(S造平屋建て、250㎡)を改修し、地域農業をリードする人財の育成に向け、より生産現場に近い環境を整備する。設計は、それぞれ牛舎をandHAND建築設計事務所(つくば市)、大農具室は岡野建築設計事務所(つくば市)、鶏舎は団建築設計事務所(水戸市)が担当。本年度から設計を進め、改修工事は27年度の着手を予定。

 9月補正予算では、設計等に係る経費として水戸工業高校に4000万円、つくばサイエンス高校に9800万円、水戸農業高校には1億1200万円を計上している。また、事業実施に当たり高等学校教育改革促進基金として61億9800万円を積み立てる。内訳は、水戸農業高校が19億2500万円、水戸工業高校が18億9900万円、つくばサイエンス高校が18億7800万円。

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