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栃木県烏山土木事務所

烏山土木、293号矢又 西側640m物件調査に着手、擁壁は110m、高さ8mを確保

2026/10/21 栃木建設新聞

 県烏山土木事務所は那珂川町の国道293号矢又工区1100mの先行区間で、西ノ沢渡河部付近の丘陵地が迫る北側斜面を保護する擁壁工の詳細設計をまとめた。擁壁は大型ブロック積みで施工し、延長110m、高さ8m。西ノ沢はボックス工で渡河し内空断面が高さ1・5m×幅2m、長さ約20mを新設する。近接する台入橋はボックス工を継ぎ足す。事業区間は南側に1級河川矢又川が流れ、北側は丘陵が迫る狭あい部を11・75mに拡幅。山側に歩道2・5mを確保する。西側からの着工を見込み、640mの物件調査に着手した。

 矢又工区の全体延長は2800mの整備を計画。このうち西の市街地側1100mを優先区間に決め、横断・縦断を固める路線測量を三進が実施。富貴沢建設コンサルタンツが道路詳細設計・擁壁工詳細設計をまとめた。

 1100mの構造物のうち台入橋は既設のボックスカルバート21・3mの南側にプレキャストボックスカルバート6mを継ぎ足す。内空断面は高さ1・5m×幅1・8m。

 擁壁は山側の拡幅部を主体に計画。現道に影響のない大型ブロック積みを選択した。今年度は用地調査を3分割し、公共用地補償研究所、日研測量、三進に委託。土地評価業務は総研が落札した。

 歩道未整備の2800m区間は、西が馬頭高校東側付近から東が一般県道矢又大内線分岐部付近まで。沿道は北がせり出した丘陵、南は矢又川が流れている。センターラインがあるものの、山側の狭あい部は視認性が悪く国道規格を満たしていない車道幅員2・75m×2車線の全幅7・6mとなっている。

 計画の幅員構成は車道3・25m×2車線の歩道側路肩が1m。歩道は北側に2・5mを確保。歩道を設置しない南側路肩は自転車の通行を考慮し1・75mを配置する。

 事業は①歩行者・自転車の通行空間の確保②安全に通行できる車道幅の確保③見通しの良い緩やかなカーブに是正―の3点に配慮して進めていく。全体の道路幅を約4m拡幅し計画道路幅を11・75m。車道は片側0・5mずつ拡幅して前後の整備済み区間と同じ3・25m確保する。

 事業区間は馬頭小、馬頭中学校、馬頭高校の通学路。市街地側は両側歩道、矢又大内線分岐部付近から東は北側に歩道が整備されている中抜け区間。

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