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茨城県那珂市

27年度から工事着手/後台浄水場3カ年で更新へ/概算事業費20億

2026/10/22 日本工業経済新聞(茨城版)


 那珂市は、後台浄水場の更新事業について、2026年度に実施設計をまとめ、27年度から本格的な更新工事に着手する方針だ。29年度の完成を目指し、配水池の耐震化や配水ポンプ、電気計装設備などの更新を計画する。概算事業費は約20億円を見込む。市の実施計画には、26~28年度の3カ年で計15億1937万5000円を計上しており、設計の進捗に合わせて事業の具体化を進める。



 後台浄水場は那珂川を水源とする水道施設で、1973年に給水を開始。94~95年度には改良を実施した。配水池はRC造で、№1、№2ともに容量1500立方m、計3000立方mを備える。実績最大給水量は1日当たり4562立方mとなっている。

 更新の主な対象は、配水池や配水ポンプ、電気計装設備、自家発電機設備など。市の水道事業基本計画などでは、コンクリート製配水池やポンプ、電気設備の老朽化への対応を課題としている。配水池は耐震性の確保も必要となっており、施設・設備の更新を通じて災害時の給水機能を維持し、安全で安定した水道水の供給につなげる。

 事業は2025年度に基本計画を策定し、本年度に実施設計を進める。設計業務は吉沢水道コンサルタント(水戸市)が担当し、落札金額は4620万円。実施設計では、更新する施設・設備の仕様や施工方法、工事工程などを具体化する。

 市の実施計画における年度別の計上額は、26年度が5401万円、27年度が5億1652万7000円、28年度が9億4883万8000円。3カ年の合計は15億1937万5000円となる。概算事業費約20億円とは金額が異なるため、年度別計上額は実施計画上の事業費として整理している。

 市内では、木崎浄水場の更新工事が25年度に完了している。市は水道施設の老朽化対策と耐震化を計画的に進めており、後台浄水場についても実施設計の成果を踏まえて工事内容や発注計画を具体化する。27年度から29年度までの3カ年で更新工事を進め、施設の長寿命化と水道供給体制の強化を図る。

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