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栃木県下野市

坂村哲也下野市長、造成・基本設計を公募型プロポ、防災施設や全天候型キッズパーク

2026/10/22 栃木建設新聞

 下野市は、道の駅しもつけ拡張等整備事業(薬師寺3720―1)で、拡張エリア1・85haの造成設計・施設基本設計の委託に当たり公募型プロポーザル方式によりコンサルの選定を検討していることが分かった。坂村哲也市長が本紙のインタビューに答えた。坂村市長は「防災道の駅」選定に伴い防災ヘリの離発着スペースや非常時には移動・避難施設として転用可能な民間事業者によるコンテナホテルを配置。不足する駐車場用地を確保するほか、全天候型キッズパーク、フードコート、イベントスペースなどを計画している。(2面に坂村下野市長インタビュー)

 道の駅しもつけは2011年3月の新4号国道沿線へのオープン以来、年間約250万人が訪れる人気のスポット。国は25年5月、大規模災害時に広域拠点となる防災道の駅に選定。

 東京など南関東エリアを中心とする災害時には、首都圏のバックアップ機能・体制を構築。防災道の駅の要件を満たした県の広域的防災拠点への位置付け、2500平方m以上の駐車場、災害時設備機器配備などの機能を発揮する。

 防災道の駅選定後は国から最大5年間のハード・ソフト両面の支援が受けられ、一定の事業期間延長も可能。ハード面は耐震化、無停電化、通信設備強化、貯水施設、防災倉庫、防災トイレといったメニューのほか、災害長期化へ備えた備蓄強化や水回り強化、電源高度化が導入できる。

 3・5haの既存施設と駐車場スペースに加え、東側に1・85haを拡張。用地補償を進め造成・施設設計を踏まえて27年度後半から造成工事に着手。工事期間に3~4年間を試算し道の駅供用20周年に当たる31年度のリニューアルオープンを目指す。

 施設整備では280台の既設駐車場に加え、新たに260台規模の駐車スペースを確保。有事の際には自衛隊やテックフォースなどの待機・活動スペースとして活用できるよう両駐車場の連携を考慮し改修計画を立案する。

 子育て支援機能を付加したキッズパークは、遊具と芝生広場を配し屋内と屋外の遊びのスペースを確保する。

 坂村市長は防災道の駅選定に当たり「交通利便性の高さ、自然災害の少なさ、自治医大付属病院をはじめ充実の医療体制が国から評価された」と選定理由を分析。「平時は来場者が楽しく過ごせるよう施設拡充に努め、災害時は防災拠点機能を担う」と表明。

 選定後の25年6月の市議会定例会では「他の自治体の道の駅には長時間滞在型施設がある。子どもを遊ばせながら大人もゆっくり時間を過ごせる施設が有効な取り組みの一つ。私は子育て世代であり、屋外遊具のみならず天候に左右されない屋内施設を検討したい」と答弁した。

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