太田市は小中学校給食室の建て替え事業で、2027年度に城西中学校および城西小学校を対象とした工事を発注する。同中学校は敷地へ給食室を新築し、同小学校では校舎の一部を改築して配膳室などを設ける見通し。新築工事費は概算で3億4000万円を算出しており、発注については建築・機械設備・電気設備の分離発注が見込まれる。
建築から40年以上が経過する学校給食室を対象に、建て替え工事を進めている。城西中学校(新野町74)と城西小学校(新野町127)については、親子方式による集約化を推進する。建て替え工事は、施設の経年劣化により設備などの不具合なども生じているほか、衛生面や維持管理コストなどを加味して実施するもの。
新たな給食室は、同中学校特別教室棟の北側隣接地に建設する。駐輪場や駐車場および倉庫などが位置しており、移設工事や校舎の一部改築工事なども検討している。新給食室の規模はS造平屋、床面積420㎡程度を想定している。約650食分の給食を用意する規模となる。同校舎南側に位置する既存給食室は、新給食室の建築後に解体する。
また、同小学校では空き教室を改修して配膳室を新設する。中学校の給食室で調理した給食がコンテナ(1500㎜×730㎜×1410㎜)で配送されることから、受け入れ口や置き場などを設ける。
給食室新築工事については27年度内の完成を目指して準備を進める。これら城西小中学校の給食室建て替え設計については、西岡設計(太田市)が受託している。
給食室建て替え事業としてはこのほか、駒形小学校(植木野町7-7)および城東中学校(韮川町1)においても、既設の給食室が築40年を経過するため、集約化などの建て替え工事を検討している。城西小中学校の工事完了後に委託する設計業務を受け、実施時期を決定する。
なお、直近で実施した給食室建て替え工事としては、25年度に宝泉東小学校(藤久良町1)へ給食室を新築した。建築工事を塚越建設(太田市)、機械設備工事を尾島町清掃社(太田市)、電気設備工事を中島電機設備(太田市)がそれぞれ施工した。なお、同工事設計についてはアークプランニング(太田市)が手掛けた。

















