県が茅野市と協働で進めている県営向ケ丘団地と市営みどりヶ丘団地の建て替え事業で、新棟「2号棟」の実施設計業務が県施設課から12月中旬にも公告となる。2027年度にかけて業務を行い、順調ならば28年度に着工の見通し。
業務内容は2号棟(RC造3階建て、18戸、約1230㎡)、集会所(W造平屋建て、約100㎡)、外構の実施設計と、団地の開発行為(開発面積約5000㎡)の設計。開札予定時期は27年1月中旬で、履行期間は約210日(繰越明許費設定予定)。発注規模は税込み予定価格2000万円未満。
入札方式は受注希望型競争入札。入札参加資格は建築コンサルタント、中南信地区本店、所属1級建築士2人以上、かつ管理技術者に1級建築士配置。
2つの団地は茅野市宮川地内に近接して立地。県営向ヶ丘団地は1974~75年度にかけて整備されたもので、戸数は55戸(簡易耐火構造2階建て)。一方、市営みどりヶ丘団地は69~74年度の建設で、戸数は100戸(簡易耐火構造平屋建て)。
計画では茅野市がみどりヶ丘団地の約半分にあたる12棟52戸を除却し、県営団地の用地を確保。県は向ヶ丘団地を「県営みどりヶ丘団地」として、この用地に移転する。市営みどりヶ丘団地の残りの住棟は当面の間、市が維持管理する。
県が新たに建設するのは住棟3棟と集会所。現在、初弾の1号棟(W造2階建て、16戸、1123㎡)の建設工事が進められており、12月中旬に竣工のはこび。施工者は建築がカネトモ(茅野市)、電気設備が南新電気工業(同市)、機械設備がGUD工業(飯田市)。
2号棟と集会所は並列に配置することから、実施設計業務は一括で発注することにした。事業全体の基本設計業務および1号棟の実施設計業務はサイト(岡谷市)が担当した。ちなみに基本設計段階における3号棟の計画規模はRC造3階建て、18戸、約1200㎡。
■市は来年度に6棟22戸解体
一方、茅野市による市営団地の解体工事は1号棟の用地となった5棟22戸のみ完了している状況。27年度は2号棟の用地などとして6棟22戸の解体を予定しており、予算要求を行っている。工事は27年12月までに完了させたい考え。その後、第3期として残る2棟8戸の解体を29年度に行う計画だ。
















