甲州市はJR勝沼ぶどう郷駅とその周辺整備に取り組む。6月に協定を結んだ4社から今後整備案を出してもらい、連携して事業化を目指す。周辺の空き家を活用した宿泊事業も検討する。
2026年9月市議会で平塚悟議員の一般質問に答えた。市とJR東日本八王子支社、山梨中央銀行、沿線まるごと、やまなし地域デザインは6月16日、「甲州市勝沼地区を起点とした観光活性化の推進等に関する連携協定」を締結。勝沼地区の観光活性化や価値向上を目指すとしている。
市は「駅周辺エリアの整備については、4社から提案を受けることを想定している。その中から民間企業が行える整備と本市が行う整備を明確化し、事業化の検討を進める」との考えを示した。28年にマリオットホテルが開業することなどを踏まえ、「空き家を活用した宿泊事業についても協定に基づき検討する」とした。
同駅の隣りには1981年度に建設された市の施設がある。1階に市の観光案内所やワインショップが入り、2階は地区の集会施設となっている。協定には駅周辺遊休資産の利活用の検討も明記されており、新たな拠点施設としての改築などを検討するとみられる。
また市は3年前からJRに対し、駅周辺の活性化やバリアフリー化を要望。JRは第1段として待合室を改修しカフェを設置した。市は協定による各種施策により今後駅利用者の増加が見込まれることから、バリアフリー化についても積極的に働き掛けていく方針を示した。
平塚議員は「周辺を散策、観察したが、駅のバリアフリー化の重要性をあらためて感じた。地形の影響もあるが、改札を抜けてホームに向かう階段が40段もあった」と述べ、早期改修を求めた。

















