県館林土木事務所は館林市下早川田町地内で、主要地方道佐野行田線渡良瀬跨線橋の補修工事を計画している。近く補修設計業務を指名競争入札で委託する。同設計の成果を踏まえ、2027年度以降に工事の発注を行う見通し。
同橋は上り線と下り線に分かれており、これまで県が実施した橋梁定期点検の結果、同橋下り線の上部構造の主桁で、ひび割れやコンクリートの剥離、鉄筋露出が確認され、健全度Ⅲ(早期措置段階)と評価されたことから、調査および補修設計を進めるもの。これから委託する補修設計業務では、上部工と伸縮装置を対象に調査し、補修工法の検討を行う。なお、同線は栃木県佐野市が起点となっており、館林市方面へ向かう進行方向が下り線となる。
同橋は同市足次町地内にある東武鉄道渡瀬駅東側に位置し、東武佐野線を跨いでいる。1974年に竣工し、上下線ともに橋長264・45m、11径間の単純PCポステン単純T桁橋で、全幅は上下線それぞれ9・8mの規模。下部工については橋台が逆T式橋台2基、橋脚は張出し式橋脚は10基設けられており基礎はPHC杭基礎となっている。
同橋の工事として、直近では2021年度に河本工業(館林市)が上り線・下り線の補助公共道路メンテナンス事業として補修工事を実施している。また、20年度については下り線高欄補修工事を2件発注し、信交(高崎市)とサンテック(前橋市)がそれぞれ受注した。
















