ひたちなか市は、文化会館大ホールの舞台機構電気制御部更新工事を進める。年明けにも一般競争入札を公告する予定で、機器更新工事一式と二次側配線工事一式を実施する。工期は約400日。市では施設改修事業として、2026~28年度の3カ年で債務負担行為限度額3億2854万円を設定。当初予算には全体工事費1億4560万3000円を措置した。本工事のほか、非常用発電機などの更新工事も進めていく。
今回の工事は、大ホールの舞台機構に関わる電気制御設備を更新するもの。舞台機構の安定した運用を確保するため、制御機器や関連配線の更新を進める。舞台設備については公演や式典など多様な催しを支える重要な機能であり、設備の適切な維持管理と更新を図る。
本年度はこのほか、文化会館非常用発電機更新工事や高架水槽更新工事なども予定しており、施設内の各種設備の改修を進める。
非常用発電機更新工事については、飛電社・勝田電気工業JVが担当しており、発電機や補機設備、配線、燃料配管などを更新の対象とする。工期は28年4月まで。
高架水槽についても更新を行い、施設の機能維持につなげる。舞台設備に加え、電気・給水関連設備の更新を並行して進め、施設全体の維持管理に取り組む。
文化会館は1984年に開館し、大ホールは1368席を備える。コンサートや演劇、舞踊、式典など幅広い用途に利用されている。舞台関連設備では、2021年度に大ホール調光装置更新工事を実施している。調光操作卓や舞台袖操作盤の更新のほか、信号パッチ盤の改造などを行った。
今回の電気制御部更新は、こうした舞台関連設備の整備に続く取り組みとなる。市は各設備の更新を通じ、文化芸術活動や市民の利用を支える施設環境の維持を図る。

















