北杜市は、2026年度第4回市本庁舎整備検討委員会が長坂総合支所で19日に行われた。会には事務局側の市職員や委員が参加。議題では、北杜市役所新庁舎整備基本構想(案)の骨子、先進地視察研修の報告について意見を交わした。
北杜市役所新庁舎整備基本構想(案)の骨子では、新庁舎の整備手法の考え方として、「既存施設活用型(改修+増築)」と「新築型」の2つの手法について、事務局側が説明した。
このうちの既存施設活用型は、候補地ごとの既存建築物を改修して新庁舎とし、不足する機能を増築または新築して補う形となる。
新庁舎の建設候補地には旧秋田小学校、長坂総合支所、長坂中学校、高根総合支所、高根中学校、現北杜市役所の、ほぼ市中心域に位置する6カ所が抽出された。事務局側からは、6カ所の候補地と2つの手法による合計12のパターンに分けて、計画敷地の範囲や新築棟、既存活用棟や駐車場等、緑地の配置案を示した。
整備構想(案)の前提条件として、新しい庁舎は災害発生時に防災拠点としての役割を果たす。そのため物資の搬入や速やかな防災活動を可能とするよう、新庁舎へのアクセス道路の整備を進める。
アクセス道の概要は車道が7mで歩道2m、全幅9m以上のアクセス道路の確保を条件とする。なお、全幅9m未満の区間については、拡幅整備により対応する。会では標準断面図も合わせて示された。
建設候補地のうち学校改修型によって本庁舎整備を進める場合は、敷地内に建つ体育館を有効活用して、災害時における防災拠点として利用するなど、多機能な公共施設の形成を図る。
さらに職員駐車場については、市職員が円滑に業務を遂行する環境確保を前提に進める。多くの建設候補地では、敷地面積の不足から駐車スペースの確保が困難な状況にある。そのため、必要な駐車場用地は、買収により確保する方向で検討を進めていく。
委員からは「河川や水路がある場所に考慮した建設地の選定を」や「示された各候補地においてどのくらいの金額で整備ができるのか」などの意見が出ていた。
先進地視察の報告に移ると、富士川町役場庁舎と中央市役所庁舎の2カ所で行われた現地視察について紹介された。
なお、次回委員会の開催日程については、11月17日(火)に市役所本庁舎で行われる予定。
【写真=本庁舎整備検討委員会のようす】
















