記事

事業者
群馬県利根沼田農業事務所農村整備課

片品村の上郷地区で畑地かんがい用水の新設工事と農道の拡幅工事を計画

2026/10/29 群馬建設新聞


県利根沼田農業事務所農村整備課は、片品村築地、須賀川、下平、御座入地内に跨る上郷地区で2028年度から畑地かんがい用水の新設工事と農道の拡幅工事を計画している。27年度、実施設計の委託を行いたい考え。調査計画業務をプロファ設計(伊勢崎市)が受託しており、27年3月末までの履行期間で進めているところ。

築地地先に位置し、上郷地区の北側を流れる小立沢から取水した用水を同地区の受益地96・8haへ配水するため、畑地かんがい施設の新設と農業用道路2路線の拡幅工事を行う。

現時点での施工規模は、畑地かんがい施設一式として取水堰の新設1カ所、ファームポンドの新設1カ所、管路工を延長15・7㎞で予定している。管路工はφ75~250㎜の塩化ビニル管とφ200㎜のダクタイル鋳鉄管を使用する。農道整備は2路線で合計延長400mを見込んでいる。未舗装で幅員2mの現道を幅員4mに拡幅改良を行い、アスファルト舗装を施す。

事業工期は27年度から32年度を予定しており、27年度は実施設計、28年度から工事着手を見込んでいる。

同地区の農地は、標高800m~900mに位置し、冷涼な気候を生かした農業が展開され、トマト、ホウレンソウ、大根などの高原野菜が主要作物として栽培されている。しかし、畑地かんがい施設が未整備であるため、農業用水の確保に多くの労力と時間を要しており、安定的な用水供給の確保が喫緊の課題となっている。また、一部農道が未舗装であるため、農作物の運搬時に荷傷みが生じるなど、営農上の支障が生じている。このため、畑地かんがい施設の新設と農道の整備を行い、安定的な農業用水の確保と農作物の品質向上を図るとともに、生産性の向上および持続的で安定した営農環境の構築を目指す。

着工に向けてはこれまで、23年度に基本計画資料作成、24年度に調査計画、25年度に流量観測と調査計画を委託しており、全てプロファ設計が受託している。

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら