リニューアルが検討されている双葉農の駅と市営温泉「百楽泉」について甲斐市の黒崎真樹議員は、両施設を統合した新施設の建設を市に求めた。2026年9月市議会で黒崎議員は現在の施設について「新しく転入される方や若い世代に対して魅力ある施設とは言いがたい」と述べ、新たなコンセプトの基、施設を新築すべきと訴えた。
市は今のところ既存施設の改修による再整備をする方向。保坂武市長は「市内はもちろん市外からも広く集客が期待できる魅力ある施設を目指す」とし、あらためて既存施設改修を軸に検討していることを示した。
これに対し黒崎議員は既存施設の改修ではなく、1階を農産物直売所、2、3階を温泉施設とする新施設の建設を提案。参考とする施設として長野県松本市の日帰り温泉「林檎の湯屋おぶ~」を挙げ、「外観の雰囲気や内部の作りなど参考になる点は多い。人気が高く何が集客につながっているのか分析することは重要」とした。また3階建てにすることで眺望が増し、上層階に配置する露天風呂のプライバシー確保がしやすくなるなどの利点を挙げた。
黒崎議員は3階建てにすることで災害拠点としての活用も可能になるとした。「プライバシーに配慮した休憩スペースは、そのまま災害弱者の避難所に転用できる。高台にあるため水害の可能性は低い。近くにグラウンドもありヘリコプターの発着場に転用できる。双葉学校給食センターや体育館もあり、ライフラインや備蓄品が確保できれば理想的な災害時の拠点となる」と、周辺環境も適していると強調した。
















