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群馬県嬬恋村

鎌原観音堂周辺整備で構想策定へ

2026/10/31 群馬建設新聞


嬬恋村は、鎌原観音堂(鎌原492)の周辺整備を計画しており、2031年度までの周辺整備構想策定を目指している。このほど公表した同村グランドデザイン計画で、将来ビジョン実現を牽引する先導的プロジェクトの一つとして鎌原観音堂周辺整備構想を位置付けた。鎌原観音堂は現在、県指定史跡で、国指定を目指している。国の文化財に指定された後に、保存活用基本計画を策定することとなる。その後、周辺施設整備の構想に着手したい考え。同計画では、周辺整備として観音堂石段展示施設と延命寺展示施設の新設を想定している。

鎌原観音堂は、1783年(天明3年)に起きた浅間山の噴火の際、村落で唯一残ったとされる建物で、天明三年浅間やけ遺跡として、隣接する三十三回忌供養塔とともに県指定史跡になっている。

新たな施設は、隣接する嬬恋郷土資料館(鎌原494)や嬬恋村地域交流センター(鎌原494-45)、農産物直売所あさまのいぶき(鎌原493-17)などとの連携を見据えた上で導入機能を検討する意向。今後の展示では、これまであった浅間山噴火で埋没した発掘品などの展示だけでなく、災害から復興へのタイムラインを示すような展示内容を取り入れていきたい考えを示している。

鎌原観音堂周辺整備事業では、22年度に直売施設あさまのいぶきへのテラス設置工事を渡辺建設(嬬恋村)、駐車場造成工事を山崎建設(嬬恋村)がそれぞれ施工。24年度には看板設置工事をフジコー(前橋市)が担当した。

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