笠間市は、11月5日開会の定例市議会に提出する補正予算案の内容を明らかにした。稲田中学校と友部第二中学校の屋内運動場に空調設備を整備するため、2027~28年度の2カ年継続費に総額5億2860万円を設定するほか、旭町地内の冠水対策事業に1億2510万3000円を計上する。水害への対応力強化や生活環境の改善なども盛り込み、各種事業を推進する。
屋内運動場空調整備事業は、熱中症対策と災害時の避難所機能の向上を図るもの。継続費の年度別内訳は、27年度が2億1100万3000円、28年度が3億1759万7000円。対象は稲田中学校の屋内運動場と、友部第二中学校の屋内運動場および柔剣道場の計3施設となる。
稲田中の屋内運動場はS造(一部RC造)地下1階、地上2階建て、延べ床面積1659・08㎡。友部二中の屋内運動場・柔剣道場はRC造とS造を組み合わせた構造で、延べ床面積は1978・15㎡。これまでも学校体育館への空調導入を進めており、25年度には友部中と岩間中の整備工事を実施した。今回の2校についても、実施設計を踏まえて整備を進める。
冠水対策事業では、局地的大雨や集中豪雨などによる道路冠水被害の解消に向け、旭町地内で排水整備工事などを実施する。主に測量設計などを通じて排水先や排水経路を精査するとともに、路面排水などの一部工事に取り組む。
常備消防車両・資機材管理事業には111万8000円を計上。内水氾濫などの水害発生時に迅速な初動対応を図るため、泥水用の可搬式排水ポンプ一式を配備。現場への速やかな運搬と設置を可能にし、浸水被害の拡大防止につなげる。
合併処理浄化槽整備事業では、設置費用などへの補助金を562万1000円増額する。既存事業で申請件数の増加が見込まれることから、必要な予算を追加し、河川などの水質汚濁防止を図る。
なお、12月に市議会議員選挙が予定されていることから、第4回定例会は例年より前倒しで開催し、会期は11月20日までとなる。
















