県利根沼田農業事務所農村整備課は、沼田市白沢町平出地内の沼田平平出地区で農業用水管路の布設替え工事を計画している。中山間地域農業農村整備調査計画として現在、藤和航測(前橋市)が計画策定業務を進めているところ。2027年度に事業採択となり、実施設計を行いたい考え。工事着手は28年度を見込んでいる。
対象となる用水は沼田平幹線水路の平出支線で、既設の管はφ75~300㎜の石綿セメント管が合計延長4453m、φ75~150㎜の塩化ビニル管が合計延長2448mとなっている。新たにφ75~250㎜の塩化ビニル管を使用し合計延長6660mで布設替え工事を予定している。
沼田平平出地区の受益面積は38・4haで、同地区のかんがい用水管路には石綿セメント管が使用されており、築造後60年以上が経過している。近年、農業機械の大型化や管路の老朽化に起因した漏水事故が発生しており、管路破損時における石綿へのばく露による農業者や地域住民への健康影響が懸念されている。石綿セメント管を塩化ビニル管へ更新し、健康障害の未然防止を図るとともに、農業用水の安定供給と農業生産の安定を図ることを目的に事業を計画した。事業工期は27年度から31年度を予定している。
これまで、23年度と24年度に調査計画業務を委託しており、どちらも藤和航測が受託している。
















