習志野市は5日、2026年度第5回都市計画審議会(会長=山岸輝樹・日本大学生産工学部准教授)を市役所5階委員会室で開き、津田沼パルコA館跡地(A街区)と、B館をリニューアルした津田沼ビート(B街区)の一体的な開発について報告した。対象の敷地は、JR津田沼駅北口に位置し、船橋市域にまたがる。民間事業者が、A街区に商業・業務などからなる6階建て、高さ約40mの中層棟「A館」、B街区に商業(低層部)・住宅(高層部)などからなる約40階建て、高さ約160mの高層棟「B館」の整備を計画している。早ければ、27年度の都市計画決定を経て、28年度にA館の新築工事に着手する見通しだ。
民間事業者による事業コンセプトは「駅前の顔となる開発により、人とにぎわいが『めぐる』まちづくり」。
整備にあたっては、建築物の容積率、高さの最高限度、壁面の位置などの制限を緩和する「特定街区」の活用を想定している。
開発方針は▽ウォーカブルなまちづくりの実現=津田沼駅と接続する2階レベルのデッキ、24時間開放のエレベーターの設置、地上部の歩行空間の整備▽交通課題の解決=駐輪場の設置、バスベイの整備▽地域の魅力・にぎわいの向上=A館への屋上広場の整備、2階デッキ上イベント空間の創出、A館への地域交流・文化施設の整備、緑化の推進▽防災対策と環境整備=省エネルギー設備の導入、帰宅困難者の一時待機スペースの設置、防災備蓄倉庫の整備、B館への保育施設の設置、防火水槽や雨水流出抑制施設の整備――などを掲げている。
今後は、住民説明会を行い、案の概要の縦覧などを経て、都市計画決定を目指す。また、縦覧以降の都市計画手続きは、船橋市と歩調を合わせて進める。
A街区は、津田沼1―11および船橋市前原西2―18に所在。敷地面積は約2800㎡(うち船橋市側約2200㎡)。津田沼パルコA館跡地で、三井不動産レジデンシャルが、駅前広場「ATOCHI」として暫定利用している。
B街区は、船橋市前原西2―19の敷地面積約4000㎡にある。津田沼パルコB館跡地で、23年3月16日に、新たな商業施設「津田沼ビート」としてリニューアルオープンした。
このほかの報告事項は、鷺沼特定土地区画整理事業に係る道路および地区計画の変更、企業局舎および周辺施設の更新と特別用途地区について。
















