前橋市は公立保育所を対象に進めている再整備について、今後の見通しを示した。上川淵保育所(上佐鳥町396-3)と広瀬保育所(広瀬町1-27-3)を統合する(仮称)新広瀬保育所は、2027年度末から28年度当初にかけての工事発注を目指している。第一保育所(日吉町1-11-7)とまえばし幼稚園(若宮町4-32-4)の統合移転については、年度内に基本計画を策定し、27年度の設計着手を見込んでいる。
新広瀬保育所は、広瀬団地建て替え事業の整備予定地のうち、北東部の約5000㎡の敷地に建設を計画。整備に当たり策定した基本計画では、定員を1歳児から5歳児までの合計150人を想定。預かり保育機能や相談機能、医療的ケア児の受け入れを可能とする保健室機能の導入を見込んでいる。
施設規模は、乳幼児室および2~5歳児の保育室を各2部屋に加えて、遊戯室や子育て支援室、多目的スペースなどを合わせて保育関係室で797㎡。職員室や保健室など職員関係室が140㎡、調理室など調理関係室108㎡、玄関・廊下、教材室など付帯施設・共用部分454㎡の合計約1500㎡を想定している。再生可能エネルギーの活用についても導入を目指すとしている。また、環境への配慮として、高断熱窓や断熱材、省エネルギー型の空調設備等の採用や太陽光発電設備の導入を見込む。
屋外施設としては、所庭が概ね2000㎡、一部にゴムチップウレタン舗装等の整備を検討。プールについては組み立て式で整備する方針としている。駐車場・駐輪場については、保護者用に20台以上確保し、職員用駐車場は36台分を確保する見通し。
現在、基本・実施設計を高橋建築設計事務所(前橋市)が進めており、27年5月ごろまで推進。続けて埋蔵文化財調査などを実施し、27年度末から28年度当初にかけて工事を発注し、29年2月の完成を目指す。
第一保育所とまえばし幼稚園の統合移転は城東町4丁目地内にある旧第二中学校跡地へ建設を計画。認定こども園としての整備となる見込みで、定員数は120人を想定している。施設はバリアフリー、幼児教育センター機能、歳児ごとに安心して活動できる場所と広さを確保する方針。
年度内にまとめる基本計画の中で、施設規模や機能などを詰める。その後、27~28年度に基本・実施設計、29~30年度の工事を見込んでいる。
公立保育所の再整備に向けては基本方針を23年2月に策定。策定当時の16施設から10~12施設へ再編成することを予定している。
これまでに第二保育所と第三保育所を旧第五保育所へ移転統合している。建設から年数が経過した施設として、東保育所が49年、荒砥保育所が47年、芳賀保育所は46年となっている。今後、保育所全体を対象として、施設の老朽化や地域の保育需要などを踏まえながら今後の対応を検討する。

















