常総市の大生郷工業団地北部地区において、産業用地開発に向けた検討が進んでいる。対象区域は古間木地区、大生郷町地区の合わせて約37ha。土地利用効率の観点から、当初より区域を拡大して検討を進める。9月には発起人会が設立。2027年3月のまちづくり準備会設立を目標に、月内より意向調査・仮同意取得を進めていく。24年度に実施したサウンディング型市場調査では、参画可能性について2社が前向きな意向を示している。
大生郷工業団地北部地区は古間木地区、大生郷町地区の約37ha。24年3月策定の「大生郷工業団地周辺地区基本構想」では対象区域面積を約33・8haとしていたが、効率的な土地利用の観点から、南側の一部(約3・2ha)を拡大して検討を進めることとなった。
現況については全域が農業振興地域の指定を受けており、約6割が農地となっている。また、県道高崎坂東線、市道2-0107号線沿道を中心に宅地が分布している状況。
基本構想では中規模(3~5ha)の画地を中心に、製造業の集積やアンカー企業の誘致を掲げている。地区施設については、地区内を縦貫する形で整備予定の鬼怒川ふれあい道路(西幹線)を主要幹線道路とし、9m道路で地区内道路網を構成。その他、調整池や公園、緑地の配置を見込む。
当該地区は水海道都市計画区域、石下都市計画区域にまたがっていることから、事業の迅速化を考慮し、整備区域を現在の都市計画区域ごとに2区域に分けて整備を進める方針。事業手法に関しては土地区画整理事業や開発行為が想定されるが、現時点では未定としている。
事業の推進に向け、9月には発起人会が発足。今月からは地権者を対象に意向調査および仮同意書取得を並行して進め、早ければ27年3月ごろの準備会設立を目指す。地権者の意向を踏まえつつ、当初の計画よりスケジュールを前倒しして進めることで早期の事業化を図りたい考え。
25年2~3月に実施したサウンディング型市場調査には11社が参加。2社が「前向きに検討」、4社が「参画の可能性あり」との意向を示している。想定される業種については製造業、物流業、データセンターが挙がった。

















