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埼玉県宮代町

小学校ほか公共施設にスロープなど設置-バリアフリー化の一環で

2000/06/09 埼玉建設新聞

 バリアフリー化の推進を3か年で進めている宮代町は、今年度、小学校を始めとする公共施設にスロープなどを設置する。

 事業概要は次の通り。

【小学校舎の段差解消】

 対象は、町内全小学校。正門から中央玄関までに点字ブロックによる誘導路を設置する。中央玄関にはスロープを設け、校舎1階のトイレ1か所を車椅子用に改修。7月中旬には発注。工事は校舎修繕と併せて各校ごとに発注する。小学校は、須賀小学校(須賀1425-1)、百間小学校(西原261)、東小学校(百間5-8-48)、笠原小学校(百間1105)

【姫宮駅西口段差解消・障害者用乗降場設置】

 既存広場は中央帯を中心にUターン路となっており、その外周歩道がマウントアップしているため、乗降スペースを確保、スロープを設ける。秋ごろ発注。

【公園の段差改修】

 7か所の街区公園対象。入口の段差解消や水飲み場を障害者対応に変更する。

【ぐるる宮代内施設】

 プール付近の出入口に駐車場から直接入館できるよう、スロープを設置する。その他、駐車場に障害者用スペースを増設、点字ブロックの誘導路改修、点字案内板の設置などを予定。設計は7月上旬、8月発注。

【保健センター】

 未舗装の駐車場を1台分アスファルト舗装し、障害者用駐車場に整備する。6月中に設計委託し、8月の工事発注を予定。来年度も、中学校で今年度同様の工事、公園内の段差改修、ぐるる宮代内施設のバリアフリー化を行う。



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