県住宅サービス公社は、県住上尾シラコバト団地環境整備設計を二十三日、入札に付す。委託期間は十月末まで。
今回の環境整備は、これまで浄化槽で処理していた汚水を、公共下水道で処理することになったため、既存の浄化槽を解体、その跡地を再整備するとともに、汚水処理施設を再利用するもの。
解体される浄化槽は八基。一基あたりの敷地面積は約六〇㎡で全体では約五、〇〇〇㎡になる。これまでに跡地利用案として、緑地や公園整備案などが挙げられている。今後は、自治会関係者などと協議を進め、順調に行けば年度内に整備する可能性もある。
また昭和五十年代に建設された汚水処理施設は、RC造地下一階地上二階建て。一、二階部分は延べ床面積四〇〇㎡。地下部分は約四〇〇㎡。地下部分は防火水槽などの整備を検討し、地上二階部分は、コミュニティ施設案などが挙げられている。施設整備は、十一年度以降の見込み。
同団地は、上尾市上三三四ほかに立地し、敷地面積は六万五、〇〇〇㎡。