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群馬県渋川市

渋川市■年度本予算を内示■342億100万円を確保

2006/05/31 群馬建設新聞

渋川市(木暮治一市長)は、合併後初となる通年予算案を編成。日に予算内示会を開催した。

今年度予算について木暮市長は、新市の新たな、まちづくりのための第一歩となる予算と位置付け。新市建設計画を基本に据え、新市域における一体感の醸成と均衡ある発展を目指すことを念頭に編成を進めたと説明。

今年度一般会計の規模は、342億100万円とし、旧6市町村の年度合算額と比べ、6023万円の減額、比較対比0・2%減となっている。投資的経費については、億2620万円を予算化しており、合併特例債においては、6億1320万円を投入。合併特例債では、詰所の整備や消防ポンプ車の購入などの防災対策事業1億730万円、(仮称)こもち幼稚園及び北橘幼稚園建設などの教育関連事業5億590万円などに充てられる。

一般会計の主な建設関連項目としては、継続事業として進捗している四ッ角周辺土地区画整理事業費6億9642万5000円を始め、渋川北小学校校舎大規模改造事業(2次診断委託費)850万5000円や(仮称)こもち幼稚園建設事業費5億8675万7000円、北橘幼稚園建設事業費1223万3000円などを計上。また、伊香保総合支所所管の伊香保温泉再生事業(白銀の湯量確保、上ノ山公園周辺整備、石段街・まちの駅周辺整備、伊香保総合支所周辺整備、情報案内看板設置)3億629万2000円や小野上総合支所所管のコミュニティ施設(公民館)建設基本調査委託費500万円等を盛り込んだ。

(仮称)こもち幼稚園は、子持北幼稚園と子持南幼稚園を統合し、新園舎を建設するもので、建設地は、吹屋地内の社会体育館東側(敷地面積7000㎡)を見込み、S造平屋建て延べ床面積約1960㎡を想定している。設計は、清水設計事務所(渋川市渋川3841―6電話0279――0378)が作成。年度の4月開園を目指す。

一方の北橘幼稚園建設事業は、真壁2376―4(敷地面積約4166㎡)にある既存園舎を解体し、敷地内へ新園舎を建設するもので、老朽化が著しいことから建替計画が浮上。新園舎は、S造平屋建て延べ床面積1400㎡程度の規模で計画しており、内部には、保育室7室、多目的保育室や会議室、保育用トイレ4か所、職員用トイレ1か所などを配置する。基本設計は、福島建築設計事務所(前橋市日吉町1―3―6電話027―231―3060)が担当。今年度は、実施設計を委託し、年度からの工事を予定している。

(主要事業は■面に掲載)



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