東京都が4月の住宅着工統計を公表した。都内における4月の新設住宅着工戸数は、前年同月比19・1%増の1万5526戸。持家が減少したものの、貸家、分譲住宅が増加となり、3箇月連続の増加となった。
利用別でみると、持家は1554戸(同比9・3%減)、貸家は6389戸(同比5・8%増)、分譲住宅は7570戸(同比44・9%増)となっている。
地域別にみると、都心3区(千代田区・中央区・港区)は1026戸(同比44・1%増)、都心10区(千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・台東区・墨田区・江東区・渋谷区・豊島区)は3988戸(同比24・3%増)、区部全体では1万1192戸(同比19・7%増)とした。市部では4311戸(同比18・5%増)となり、7か月ぶりに増加した。